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2022.11.21

ファッション

妻とディナーも、仕事で出張も、ネイビーを軸に着こなすのが正解。部長びんびん着回し物語スピンオフ!


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架空のキャラクターである、商社マンの平山ユースケ部長が、山あり谷ありの人生の中でみせるファッションを“着回し”をテーマに追いかける名物企画「部長びんびん“着回し”物語」。ここではそのスピンオフをお届け!

このところユースケが夢中になっているのが“全部青い”スタイルだ。ランニングやキャンプでの装いにつづき、ここでは“キメる日”の青コーデを披露してくれた。

触れたくなる素材とアダルトな色がディナーの相棒

 

ジャケット30万8000円/ソレシティ(エイチジェイエム 03-6434-0885)、パンツ3万7400円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)、サングラス2万4200円/ザ ベッドフォード ホテル(エムケーラボ www.meganeichiba.jp/brand//mklab)、マフラー1万2100円/ナナミカ(ナナミカ 代官山 03-5728-6550)、靴7万1500円/パラブーツ×ビューティ&ユース (ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店 03-6212-1500)


子供は祖父母の家にお泊まり中。とくれば今夜は久方ぶりに妻とふたりきりでディナーデートである。行き先はユースケが注目している茅場町のイタリアンだ。

スタイリングのキモはボアファブリックを使用したネイビーのジャケット。生後数カ月のキャメルの毛とソフトな風合いのシルクを混紡した生地感は、軽く包み込まれるような暖かさで女性ウケも上々だ。

上質な素材から生まれる柔らかな面構えでもクラシカルなデザインで大人っぽさは損なわない。この余裕を感じさせる仕上がりに、抱きつきたくなるオトコNo.1を目指すユースケもひと目惚れ。即購入へといたったのは当然の帰結ともいえる。

帰り道、吹き荒ぶ夜風を受けつつも連れ添って歩くふたりのハートは温もりに満ちていた。

ビジネスで必要なのは遊び心あるニュアンスブルー

 

ジャケット4万2900円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818)、スーツ16万2800円/ラルディーニ(トヨダトレーディング 03-5350-5567)、ニット2万9700円/サンスペル(サンスペル 表参道店 03-3406-7377)、靴4万1800円/コール ハーン(コール ハーン ジャパン 0120-56-0979)、バッグ7万2600円/クルーツ(シップス 渋谷店 03-3496-0481)、腕時計60万5000円/ベル&ロス(ベル&ロス 銀座ブティック 03-6264-3989)


地方で開催される大がかりな産業振興イベントに出席するため、月曜から国内出張のユースケ。イベントのスタート時間が早いのと、地域の名産品を堪能したいという気持ちから、思い切って前乗りすることにした。

機内でも快適なネイビーのイージーセットアップに、くすんだライトブルーのキルティングブルゾンを羽織ったビジネススタイルで空港へ向かう。

老眼が始まったせいか、アプリでチェックインを試みたが文字が見づらい。困っていたところ目の前にタイミング良くスタッフが。手取り足取り、完了までやってもらう、しかも美人。

「裏地がマドラスチェックで洒落てますね」なんてお褒めの言葉も頂戴し、有頂天に。これが怪我の功名か、などと独りごちるユースケであった。


「部長びんびん“着回し”物語」

2019年6月号。

2019年6月号。


2018年の初登場以降、現在まで続く好評企画となった「部長びんびん“着回し”物語」。写真上の2019年6月号では表紙でも登場した。


清水健吾、干田哲平、高橋絵里奈=写真 梶 雄太、来田拓也、松平浩市=スタイリング yoboon(coccina)、勝間亮平、竹井 温(&'s management)=ヘアメイク 加瀬友重、高村将司、オオサワ系、安部 毅、増山直樹、磯村真介(100miler)、早渕智之、大木武康、大関祐詞、今野 壘=文

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