▶︎すべての画像を見る 大人になると、多かれ少なかれ毛量に関する悩みは出てくるものだ。大手菓子メーカー、ロッテが公表した調査結果によると、髪の毛の問題に関心を持っている人は男女問わず少なくない。
そこで今回は、髪の毛に関する朗報を少々。なんと、ガムを噛むことが薄毛や抜け毛の予防になるかもしれないというのだ。えっ、本当に? じゃあ噛む噛む!
ロッテの調査によると、意外にも20代の3人に1人以上が薄毛や抜け毛を気にしていることが判明。30代以降になるとやや数字が落ち着いてくるようだが、諦めの念や悟りのようなメンタル的変化も影響しているのだろうか。
にも関わらず、何か対策を取っているという人が多いわけでもないらしい。こちらの図を見てみると……。
なんと、全体の半数以上がノーガード戦法だというのだ。もちろんシャンプーやリンスはしているだろう。しかし、ほかに対策と言っても何をしていいのかわからないというのが正直なところだろう。
そこに今回、ガムを噛むことで薄毛や抜け毛の予防につながるかもしれないという興味深い情報がロッテからもたらされた。一体どういう理屈なのか。
チューインガム国内シェアの50%以上を占めるロッテだが、彼らは2018年に「噛むこと研究部」なるチームを立ち上げ、それ以降は「噛むこと」の健康機能に着目したさまざまな研究に取り組んでいる。
ロッテの「噛むこと研究部」は、各自治体や研究機関・企業と連携し、噛むことに関するさまざまな研究や、噛むことを通して一般生活者や子ども、スポーツ選手へ向けたサポート活動などを実施している。
その「噛むこと研究部」がこのほど、「ガムを噛むこと(咀嚼)により頭皮血流が増加する」ことを確認したと発表したのである。
今回の検証では、25~53歳の健常な男女20名に対し、ガム咀嚼時と無咀嚼時の頭皮血流(前頭部、頭頂部)を測定。その結果、前頭部・頭頂部いずれも頭皮血流が増加することが確認された。
この事実がとりわけ重要である理由について、薄毛治療のスペシャリストであるDクリニックの小山太郎院長がわかりやすく解説してくれている。
2/2