OCEANS

SHARE

ガムを噛むことが抜け毛を防ぐ可能性


■Dクリニック 小山太郎院長(こやま たろう) 2001年慶應義塾大学医学部卒。2021年よりDクリニック新宿院長に就任。AGA(薄毛)の豊富な診療実績に加え、毛髪の研究にも取り組んでおり、常に最新の知見に基づいた診療を提供している。日本臨床毛髪学会評議員、日本メンズヘルス医学会幹事なども務めている。

小山太郎●2021年よりDクリニック新宿院長に就任。AGA(薄毛)の豊富な診療実績に加え、毛髪の研究にも取り組んでおり、常に最新の知見に基づいた診療を提供。日本臨床毛髪学会評議員、日本メンズヘルス医学会幹事なども務めている。


「加齢に伴う薄毛では、初期段階に頭皮の血流低下が生じると報告されています。血流低下と薄毛の因果関係はまだ未解明なものの、頭皮血流を改善することで、毛が太くなるという報告があることから、頭皮血流の改善は薄毛進行の予防になると考えています」。

つまり、加齢に伴う薄毛の初期段階に生じる“頭皮の血流低下”が、ガムを噛むことで予防できるかもしれないってワケ。ちなみにロッテの先行研究では、ガムを習慣的に噛んでいる人の方が頭頂部の髪の毛が有意に太いという結果も出ているそうだ。

一般的にはあまり知られていないが、人がものを噛むときに使う主要な筋肉の一つは、頭部の両脇に広がっている(側頭筋)。そして、この筋肉に沿うように流れる動脈(浅側頭動脈)が、頭皮の広い範囲に血液を運んでいるのだ。

ロッテの研究結果は、噛む動作によって積極的に側頭筋を動かすことで、動脈の血流を維持・改善させられる可能性があることを示唆している。



ちなみに、薄毛・抜け毛の予防や対策をしている人のうち、年間1万円以上の費用をかけている人は51.9%を占めることも発覚。使途は医療治療や薄毛対策用シャンプー、育毛剤の使用などだそうだが、どれも出費を伴うものばかりで経済的負担となっていることは想像に難くない。

いつでもどこでも手軽に実践でき、好きな味も楽しめて、そのうえ薄毛予防にもなり、コスパ的も超優秀。ロッテが提案するガムの薄毛予防は、何重の意味でも“美味しい話”なのかもしれない。

原嶋鉄人=文

SHARE