FUN-LIFEを掲げるオーシャンズにとって、そのフィールドを広げてくれる車の存在は決して小さくない。
依然続くSUV人気のなかにあって、街に、フィールドに、とボーダーレスに走り回れるスバル車の魅力は、多くの人が知るところだろう。
なかでも、コンパクトSUV市場を先駆けた「SUBARU XV」は、まさに“クロスオーバービークル”の略称がその名の由来というとおり、この市場でプレゼンスを高めていった。
この度、フルモデルチェンジを果たして「クロストレック」を名乗ることとなった、日常生活でもアクティビティでも相棒になるこの車について、5つのキーワードから掘り下げていきたい。
キーワード①「クロストレック」車名はクロスオーバーとトレッキングとの掛け合わせ
新たな車名は「クロストレック」。クロスオーバーとトレッキングからなる造語であり、これにより、旧「SUBARU XV」のグローバルネームに統一されたわけだ。
「クロス」からは、サーフィンやカヤックといった水辺から、登山からハイキング、スノボにスキーと雪山にいたるまで、さまざまなアクティビティのボーダーを、あるいは、街とフィールドのボーダーを軽々と往来することを想起させる。
そして、「トレック」は、語源的には、“山頂を目指すことをメインテーマとしない山歩き”を意味するように、のんびりと当て所のない旅を思わせるもの。
全長4480×全幅1800×全高1580mm(※ルーフレール装着車)。パワートレーンは2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)。
アクティビティを楽しみ、移動も楽しむ。FUN-LIFEをその名から体現しているのが「クロストレック」なのだと、オーシャンズは考える。
それは、とりも直さず、FUN-LIFEを堪能したい我々の思いそのもの。共感できるコンセプトに、いよいよ、その全貌を知りたくなるばかりである。
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