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2022.10.30

ライフ

キャンプ&釣り好き必須「ルアーにラインを結ぶ」ための信頼性の高い2つのロープワーク


「Camp Gear Note」とは……

今回は少し趣向を変えて、キャンプと好相性のアクティビティである“釣り”に役立つロープワークを紹介したい。

数ある釣りの中でも、「ルアーフィッシング」は餌を必要としない釣り方なので、道具さえ車に積んでおけばいつでもスタートできる手軽なもの。

キャンプで使えるのはもちろん、サーフィンとセットで釣りも楽しみたい諸兄にもおすすめだ。

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波がない時は釣り道具の出番。

波がない時は釣り道具の出番。


キャスティングやルアーの動かし方は実践で学ぶとして、まず必須で身に付けたいのがライン(釣り糸)をルアーに正しく結ぶロープワークだ。

ここでは初心者にとっても難しくないけれど、強度の高い結び方を2種類紹介する。

ふたつとも試してみて、自分に合ったほうを使ってみよう。

ルアーが自然に動く「フリーノット」 

連結部分と結び目の間に小さな輪ができるのが特徴。

連結部分と結び目の間に小さな輪ができるのが特徴。


まず紹介するのは「フリーノット」。

ルアーとラインの連結部と結び目の間に小さな輪を作る結び方で、これをクッションにすることによって、ソフトで自然なルアーの動きを引き出してくれる。

まず止め結び。

まず止め結び。


はじめにラインを止め結びにする。

このとき、テンションをかけず、結び目が締まらない程度にしておく。ラインの先端は結び目から20〜30cmほど余らせておくのがポイント。

慣れるまでは先端を少し長めに余らせておくとやりやすい。ちなみに、写真左の輪っかをルアーの連結リングとお考えいただきたい。

慣れるまでは先端を少し長めに余らせておくとやりやすい。ちなみに、写真左の輪っかをルアーの連結リングとお考えいただきたい。


ラインの先端をルアーの連結リングに通して折り返したら、止め結びにした中に通す。

1つ目の結び目を締めてから2つ目にとりかかろう。

ひとつ目の結び目を締めてからふたつ目にとりかかろう。


先端を通した結び目を引っぱって締め、少し離れたところで先端をもう一度止め結びにする。

2つ目の結び目にテンションをかけると、結び目が1つ目に寄っていく。

ふたつ目の結び目にテンションをかけると、結び目がひとつ目に寄っていく。


先端を引っ張りながらテンションをかけて、ふたつ目の結び目も締める。元のラインを引っ張りひとつ目の結び目ふたつ目の結び目が重なったら完成。

余ったラインの先端はナイフなどで切り落とす。ギリギリで切り過ぎると解けてしまうので、少し余裕を持してカットしよう。


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