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2022.09.18

あそぶ

すぐ結べて、すぐ解ける。キャンプ、防災に役立つ「巻き・てこ・ねじ」結びの手順とコツ


「Camp Gear Note」とは……

基本的なロープの使い方(ロープワーク)をいくつか覚えておくと、ロープ1本でアウトドアのさまざまな状況に対処できるようになる。

先日紹介した“ロープワークの王様”と呼ばれる「もやい結び」をマスターしたならば、続いて、使えるシーンが多い、木や杭などの「ものに結ぶ」ためのロープワークを覚えたい。

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ペグが効きづらいときに木や杭にロープを固定したり、タープの張り方を決めるために仮止めしたりなど、さまざまな場面で活躍してくれる結び方だ。

ここで紹介する3つは、どれも簡単に結べるだけでなく、簡単に解くこともできる優れもの。日常生活や災害・緊急時にも応用できるので、ぜひひとつずつでも身につけていただきたい。

使用頻度が高くて簡単な「巻き結び」の手順とコツ

結びやすく、ほどきやすい「巻き結び」。

結びやすく、解きやすい「巻き結び」。


ひとつめに紹介するのは「巻き結び」。対象物に巻くだけでほぼ完成してしまうという、とてもシンプルで覚えやすい結び方だ。

使える場面は、キャンプからクライミングまで非常に幅広い。



まず、対象物の手前から奥へとロープを巻きつける。



先端を元のロープの下から通し、もう1回巻きつけ、次は上を通す。

1回目は元のロープの下→2回目は元のロープの上から先端を通すのがポイント。



続いて、先端を上の輪の内側に通す。



上下の輪を寄せながら、ロープの両端を引っ張って結び目を締め付けて完成。

先端を止め結びにすると抜けづらくなり、より安心。

先端を止め結びにすると抜けづらくなり、より安心。


ロープにテンションがかかっているときは簡単には解けない。しかし、引っ張られる力が緩むと簡単に解くことができる便利な結び方だ。

先端が短いと外れてしまう可能性があるため、少し余るくらいの長さをとっておこう。


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