約1800台のカングーと5000人以上のルノーファンが山梨県・山中湖に一堂に会した。
その光景は圧巻である。去る、10月16日(日)に開催された「カングー ジャンボリー2022」。2009年からスタートしたこのイベントは今回で14回目。
オフライン開催は3年ぶりとなる。「こんな光景は見たことがない」と、カングーの本拠地であるフランスのメディアも取材に来るほどの大盛りあがり。
オーシャンズも話題の新型モデルとともに、個性あるカングーとそのオーナーをパパラッチしてきた。
“ちゃんとカングー”だった新型モデル
新型のボディサイズは全長4490×全幅1860×全高1810mmとなる。パワートレインは1.5Lのディーゼルと1.3Lのガソリンエンジンのふたつを用意。
ファンの間では噂になっていた新型カングーの発表。
期待どおり、イベントの最初にお披露目された。そして何よりファンを喜ばせたのは、その新型が“ちゃんとカングー”だったことである。
ダブルパックトビラ(観音開き)を採用。
どういうことかというと、新型にはさまざまな憶測が飛び交っていた。ボディサイズが大型化するのでは? あるいはカングーの特徴である樹脂バンパーがなくなるのでは? はたまたリアゲートが観音開きではなくなるのでは……などなど。
しかし、その心配は杞憂に終わり、見た目はこれまでどおりのカングー。もちろん、機能や性能は進化!
新型発表にはスペシャルゲストとして安田大サーカスの団長安田さんが登壇。
そして驚くべきことに、この「ジョン アグリュム(イエロー)カラー」「樹脂バンパー」「観音開き」は日本のみの仕様とのこと。
なんでも、日本のカングーファンの声をルノー・ジャポンが本国に届け、日本仕様の導入が決まったそうだ。
凄まじき日本のファンの“カングー愛”。
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