WRC(世界ラリー選手権)に勝つためのベースモデルとして開発され、これをスバルのモータースポーツ部門であるSTIがSTIバージョンとして仕上げて販売した。
その後も世代を重ね、現在では「WRX」の車名で日本だけでなく海外でも販売されていて、昨年は日本より先にアメリカで新型が披露されたほど、海外での人気が高い。
ジャイアントキリングを目指した小兵
三菱「ランサーエボリューションI」(IとIIの中古車価格は約240万〜500万円)
三菱「ランサーエボリューションI」
インプレッサのライバルであり、「小さいのに大きな海外スポーツカーに後塵を浴びせることもできる」いかにも“日本車”な一台が、三菱「ランサーエボリューション」、通称「ランエボ」だ。
インプレッサWRXと同じく1992年にデビューした“エボI”から始まり、2015年に販売が終了した“エボX”まで10代に渡り生産された。
スープラ同様、ランエボも映画『ワイルド・スピードX2』の主人公ブライアンの愛車に抜擢された(エボVII)ことで海外での人気が高まった。