マーオナ・コミュニティガーデンの共同創業者、シャンタル・チャンさん。
現在、マーオナ・コミュニティガーデンは家族や個人への菜園提供、生育・堆肥のワークショップ、食用植物の持ち帰りサービスやボランティア派遣などに携わる。毎月主催する「コミュニティ段ボール裁断デー」では、住民が段ボールを持ち込んだり、裁断したての段ボールを持ち帰ったりして堆肥に活用している。
今後は、ミミズのビンの2本増加、太陽光発電システムの改良、直売所を併設した認可キッチンの設立といった拡大計画を立てており、2022年後半までに着手する予定だ。
同ガーデンの最終的な目標は、堆肥化モデルとアクアポニックスモデルを収益化して、生活賃金を払える仕事を創出することにある。経済的に無理のない持続的な形で環境・社会問題を解決できる力をハワイ住民にもたらすのが、チャンさんの願いだ。
「世の中の問題を解決する枠組みを作りたいです。誰もが地域を見回して『私にできることで何か役に立てませんか?』と声を出せる雰囲気にしたいですね。あなたと私には、誰よりも力があるのですから」
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