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2022.11.05

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東京ドーム半分の荒れ地が蘇った! ハワイ島のコミュニティガーデンのすごい循環システム



当記事は「FLUX」の提供記事です。元記事はこちら
地域住民が主体的に取り組んで、公園や未利用の土地に緑を耕す「コミュニティガーデン」。ハワイ島初の「マーオナ・コミュニティガーデン」は長年の地道な活動を続け、巨大コンポストや循環型の栽培農法などを導入し、地域社会や環境問題に働きかけている。
今、サウスコナにはハワイ島初のコミュニティガーデンがある。面積は約2万2000平方メートル。以前はほぼ荒れ地で長年放置されており、不法投棄もはびこっていた。だが、かつては美しい植物園があり、シャンタル・チャンさんも子供の頃に訪れたものだった。

2007年、チャンさんはあるNPOの設立者として採用される。数百万ドルをかけてカメハメハスクールの借地に市民センターを建設する予定のNPOだった。「当時は、『ほかにもう少しましな仕事はないの?』と苛だってばかりでした」とチャンさんは振り返る。

当時、チャンさんはハワイ文化に根差した児童施設のケイキステップスで家庭と行政の仲介役を担っていて、ほかの母親とともに作った1メートル弱の小さな家庭菜園で、トウモロコシとシシトウガラシを育てたばかりだった。「この土地のほうが海に近いので、もっと何かできるはずだと思いました」。

ハワイ、ホナウナウのマーオナ・コミュニティガーデンで販売される樹木。

ハワイ、ホナウナウのマーオナ・コミュニティガーデンで販売される樹木。


市民センターの建設計画は複数の投資家から後押しを得ていたが、何の運命のいたずらか、まさにこの時期に2008年の世界金融危機が起こる。そこで、チャンさんは新たな計画を進め始めた。

同じ土地をコミュニティガーデンにして、農園や環境保護事業の場として提供するという計画だ。そして、長年の友人のラビー・シモンズさんとハラ・メデリオスさんとともに「マーオナ・コミュニティガーデン」を設立する。


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