「Tribal & Afro」JOMMYTOKIO・15曲・1時間21分
▶︎すべての画像を見る 高揚感のある夏からクールダウンする秋にかけて、聴いていて気持ちいいと感じる選曲を考えてみました。
僕が最近気になっているのは、トライバルやアフロ、それとアマピアノ(南アフリカで生まれたハウスミュージック)。
ヒップホップ界のスター、ドレイクが最近リリースしたアルバムがアフロハウスなアプローチで話題を呼んでいたけれど、人間らしさと温度を感じる生音的なリズムが魅力なのが、その類いの音楽。
若いときはリズムが一定に聴こえ、少し退屈なイメージもあったけれど、年齢を重ねるにつれ電子音楽では感じることのできない生音の温かみに惹かれるようになりました。
今ではDJプレイでも都会的な打ち込みのリズムの中にあえてパーカッションや太鼓のような生っぽい音を入れ込むのが好みです。
ちなみにプレイリストにも入れている僕がリリースした曲も、もちろんアフロビート。今回のプレイリストは全体的に、カラダが自然と動き出す気持ちいいサウンドに仕上がっています!
今月のおすすめ曲
Ralph MacDonald「The Path / Part Two」ニューヨーク/ハーレム出身の名パーカッション奏者ラルフ・マクドナルドが、1978年にリリースした名曲。
「今のダンスミュージックの原点ともいえるクラシックス。心地いいスティールパンとリズムを刻むパーカッションが、カリプソ&アフロカリビアンを彷彿させる曲。フルバージョンはなんと17分!」。
Kerri Chandler「Coro ‐ Kaoz 6:23 Dark Mix」ニューヨーク発ディープ・ハウスミュージック界の巨匠、ケリー・チャンドラーによるダンスフロア・ヒット曲。
「トライバル/アフロハウスの真骨頂。跳ねたビートに、落ち着きのある上物のパーカッション、メロディとチャントが最高。すごく好きな曲で、DJでもずっとかけ続けています」。
プレイリストはSpotifyにて「JOMMYTOKIO/NO DANCE MUSIC, NO FUN LIFE Vol.16」と検索。ぜひチェックしてみてください!
[Profile]
JOMMY●ダンサー、DJ、ファッションの分野で活躍。現在は「ディーゼル」のブランドコミュニケーションとして、またDJとしてはソロおよび、DJ DARUMA&JOMMYとして活動中。