「リーバイスのデニムで、好きなモデルは?」
もちろんその答えは人によって違う。惚れ込むデニムには、人それぞれのワケがある。
今回は、ストレート、スキニー、ルーズストレートの代表格「505™」「510™」「569™」にフォーカスして、各々のデニムラバーをパパラッチ。
彼らのはき方と、そのモデルを選ぶ理由を紐解いていこう。
「505™」愛用者
荒木大輔さん(46歳)をパパラッチ! 必ず何年か一度、はきたくなる周期がくる
荒木大輔(あらき・だいすけ)●スタイリスト歴21年。現在は、人生初となるドラマの現場で奮闘中。多忙につきサーフィンに行けないのが悩み。
スタイリストの荒木大輔さんが「505™」をはき始めたのは10代から。その頃からストレートばかりをはいてきたけれど、505™は特別だったという。
「王道の501®も好きですが、膝下がシャープな印象の505™は、当時から自分がいちばんしっくりくるストレートの代名詞でした」。
これまでずっとはき続けてきたワケではないが、何年かの周期で必ず505™に戻ってくるという。
デニム1万2100円/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)
「やっぱりはきやすいし、時代によって微妙なシルエットの変化はありますが、すっきり見えるストレートいう本線はブレない。その安心感があって、必ずはきたくなるんです」。
最近の仕事中の格好は、全身黒が定番。ゆえに、505™も仕事中にはくなら黒を選ぶ。
足元に軽くクッションができるくらいが、荒木さんの好きなレングス。
「仕事のときは自分のコーディネイトを決めるのにエネルギーは使わないように黒を選ぶことが多いのですが、505™だとすっきりとしたシルエットでコーディネイトが簡単にキマる。合わせる服を選ばないのもいいですね」。
仕事ではない日には、インディゴをチョイスすることもある。
ドロップショルダーのシャツとインディゴデニムでブルーグラデのコーディネイト。デニム1万3200円/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)
「黒ではない場合、全身青のグラデーションでまとめることが多いです。それだけで洒落っ気が増すので、気が付くとプライベートはブルー寄りになることが多いかもです」。
ブルーグラデを意識する場合、インディゴのデニムに映える真っ白なTシャツをチョイスするのもセオリーだ。
ロールアップする場合は軽くひと折り。くるぶし丈程度に。
アーキュエットステッチのみイエローを使ったディテールもポイントに。
「インディゴだと、ステッチの色がくっきり見えるので印象が変わりますし、やっぱり白Tが似合う。しかも505™のすっきりシルエットは、爽やかに見えるのも利点で
す」。ブラックとインディゴを上手に使い分けながら、オンオフの両面で505™を取り入れている荒木さん。
膝下がすっきりしたストレートは、美脚品番として名高い。
「505™は、過度にゆったりもほっそりもしていないのが、最大の魅力だと思います。だからどんなスタイルにも対応する。これからも、フル活用することは間違いないです
ね」。ちなみに「501®も、同じようにはきたくなる周期がくる」そうだが、いずれにせよ王道ストレートは自身のライフスタイルでなくてはならない相棒のようだ。
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