今秋、日本への上陸を果たした英国ブランド「ワックスロンドン」。サステナブルなモノづくりや、モダンな織地を使ったアイテムが特徴だが、なかでも色鮮やかなチェックシャツがブランドを象徴するアイテムとして人気を博している。
チェックシャツは普遍的なアイテムであり、サーフィンやスケート、音楽など、さまざまなカルチャーとの関係性も深いアイテムだ。それゆえ、着こなしによって、また着る人によって見え方が大きく変わってくる。
そこで、今回はチェックシャツを普段から愛用するプロサーファーとスケートを趣味に持つ“スタイルのある男”ふたりに、ワックスロンドンのシャツの魅力と着こなしについて語ってもらった。
プロサーファー・山中海輝さんの場合 家でも海でも街でも着られるヘビロテシャツ
山中海輝(やまなかかいき)●1994年大阪生まれ。5歳でサーフィンを始め、16歳で全日本ジュニア大会の優勝を果たし、その後プロとなる。2017年からは、サーフィンと並行して、プロのフォトグラファーとしても活動。近年は、動画作品のディレクションなども手掛けている。
プロサーファー、フォトグラファー、ビデオグラファー、YouTuberなど、さまざまな肩書きと活躍フィールドを持ち、忙しい日々を送る山中さん。
毎朝5:30には起床して、ストレッチをしてから海に向かう。それが彼のルーティンだ。
シャツ2万3100円/ワックスロンドン(グリニッジ ショールーム 03-5774-1662)
1時間半〜2時間はサーフィンをして、それから自宅で朝食を摂りながら束の間のリラックスタイムを過ごす。
「家にいるときは、スウェットをよく着ます。それと同様に、ルームウェア感覚で袖を通すのがチェックシャツ」。
海から帰ったら、キッチンでまずコーヒーを煎れるのが日課。
ワックスロンドンの代名詞が、“バスケット織り”で仕立てられたホワイティングオーバーシャツ。ソフトな風合いで心地良く羽織れるのがいい。
「このワックスロンドンのチェックシャツは優しい着心地がいいですね」。
山中さんの服選びのこだわりは、無地を基本に色数は少なくシンプルに。とはいえ、「なぜだかシャツだけは、柄や色があるものをチョイスしがちなんです(笑)。気付いたらそうだったのですが、ペイズリー柄のシャツなんかも着ています」。
パーカの上に、アウター感覚でチェックシャツを羽織るのが定番。シャツ2万3100円/ワックスロンドン(グリニッジ ショールーム 03-5774-1662)
午後も波の様子を確認するために海へ。そんなときは、アウター代わりに、チェックシャツを羽織るのが最近のスタイル。
「海に行くときも、ラフすぎる格好をするのは自分好みじゃなくて。たまにレザーを羽織ったり、モノトーンスタイルであえてモードっぽさを意識することもあります」。
バスケット織りのボディは保温性も高く、肌寒い海辺でも重宝する。
そんな彼が、ワックスロンドンのシャツでいちばん気に入った点は、織り柄がもたらすモダンなデザインにあるようだ。
「ひと味違う織りで表現される柄は、保温性といった機能だけでなくファッション性も高い。だから海辺にも街にも馴染んでくれそう。自然と着る頻度が増えて、ヘビロテ服になりそうですね」。
ライフワークにマッチした、いい相棒に出会ったようだ。
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