スケート好き・池上幸平さんの場合 90sを感じるのに新しい、だから着たくなる
池上幸平(いけうえこうへい)●1981年高知県生まれ。俳優・モデルとして活躍。ジャンルを問わず音楽にも精通し、DJの顔も持つ。インドア、アウトドアを問わない多趣味人としても知られる。最近のマイブームはバス釣り。
「自分の好きな音楽やファッションのルーツは、90sカルチャーです」。
そう語る池上さんは、中学時代にスケートを始めて、その奥深い世界に影響を受けた。
「当時は、ビースティボーイズを聴きながら、オーリーを必死に練習しました(笑)。ファッションはアメカジが基本でしたが、ヨーロッパカルチャーの影響も受けているので、スキニーのレザーパンツなんかも好きですね」。
90sも今も赤×黒のチェックは、「外せない定番柄です」。シャツ2万3100円/ワックスロンドン(グリニッジ ショールーム 03-5774-1662)
年齢を重ねたこともあり、スケートをする機会は減ったものの、釣り、D J、楽器、バスケ……と、実に多趣味。しかし、今でも大切なオフタイムによく着るのが、チェックシャツだ。
「このシャツは、手の込んだ温かさのある織りと綺麗な色。そこには品があって、大人になった自分が等身大で着たくなる魅力を感じます」。
シャツ2万3100円/ワックスロンドン(グリニッジ ショールーム 03-5774-1662)
発色の鮮やかな織り地は、デニムやワークパンツに映える。
「カラー展開が12色と豊富だから、つい何色も欲しくなりそう」。
加えて、身幅もゆったりとしているため、シャツ・オン・シャツのような大胆な着こなしが楽しめる。
チェックシャツのボディはリサイクルコットン。だから、地球にも優しい。
「かつて着ていたネルシャツ感覚で着られるのに、きれいめに見えて着こなしの幅も広いのは、英国ブランドならではかもですね」。
90年代当時は、ブリットポップなどを中心にイギリスの音楽にもどっぷりハマったという池上さん。
足元はスケシューではなく、革靴でスケートをすることも。
「音楽もそうですが、90sは、いろんなカルチャーが混ざり合って変化した時代。その当時の雰囲気が感じられるのに、着ると古臭く見えない。こういうシャツが今の気分ですね」。
スケートをするときも、釣りやドライブに出かけるときも、便利なシャツジャケットとしてフル活用できそうだ。
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