ゴアテックスジャケット 8万2500円、インサレーションジャケット3万5200円/ゴールドウイン フォー RHC(RHC ロンハーマン 0120-008-752)
パンデミックが少々落ち着き、眠っていた好奇心を刺激される方も少なくないはず。今年の冬こそ雪山に行きたい、洒落た格好で街に出たい。
であれば、こんな服と一緒に。「ゴールドウイン」に「RHC」が別注した2着のジャケットが、いわば究極の出来なのだ。
本格スキーウェアを街仕様にアレンジした「ゴアテックスジャケット」
ゴアテックスジャケット8万2500円/ゴールドウイン フォー RHC(RHC ロンハーマン 0120-008-752)
1950年に創業した老舗国産スキーウェアブランドと、大人気セレクトショップによる共演。
その事実だけで超完成度の“街で着るアウトドアウェア”を期待させるが、今作は実際に裏切らない。まずはゴアテックス素材のジャケットから見ていこう。
一見、オールブラックのシンプルデザイン。まさしくRHCらしいクールなカラーリングながら、細部にはゴールドウインが培った機能的アイデアがふんだんに盛り込まれている。
防水、透湿性に優れる3層構造のゴアテックスを使用。
防水・透湿・防風・撥水性を備えた3層構造のゴアテックス生地にはじまり、衣服内環境の快適性を高める脇下のベンチレーション、未使用時のバタつきを抑えるフード後ろのマグネットなど、爪を隠しまくった鷹状態の本格仕様。
生地の表面にはリサイクルポリエステルを用い、環境面へも配慮する。
袖口にボディと同色の黒で「GORE-TEX」のロゴが。
大御所同士の持ち味をいかんなく発揮した名コラボは、潔さでも違いを見せつける。
なんと、ブランドロゴを取り去ってしまったのだ。タグにこそ両ブランドの名前が記されるものの、表面の記載は袖口の「GORE-TEX」のみ。とことんソリッドな表現で、着る場所を選ばないアノニマスな1着に仕立てた。
左右胸部の止水ファスナーとは別に、さらにその側面にもファスナーが付くが、その2つの内部はただのポケットにあらず。
次に紹介するインサーレションジャケットをインナーとして着た場合、胸ポケットへ直接アクセスもできる仕様となっており、アウトドアシーンに欠かせないレイヤードのためのデザインを踏襲している。
防寒性に優れたインサレーションジャケットを着込めば、どんな冬山も(もちろん街も)恐るるに足らず。そして、ファッション面でも万全だ。
オーバーサイズで街仕様にアレンジした「インサレーションジャケット」
インサレーションジャケット3万5200円/ゴールドウイン フォー RHC(RHC ロンハーマン 0120-008-752)
通常、アウトドアウェアのインサレーションジャケットはタイトなサイジングになりがち。ところが今作は、今っぽくゆったりしたシルエットを楽しめる。
ゴアテックスジャケット同様のロゴを省いたオールブラックデザインを取り入れながらも、パターンから再構築することでリラックスしたムードを促進。街アウターとしての期待値もうなぎのぼりだ。
一方、機能面でも頼もしい。海洋プラスチックゴミをアップサイクルした中綿は軽量で、当然ながら暖かい。再生ポリエステル製リップストップの表地は、耐久性バッチリ。
サイドにはスライドポケット、胸部には前述のゴアテックスジャケットのファスナーからの導線がつながるポケットを配するなど、収納も充実している。
妙齢の男性にとっての天敵となりうる首元の冷えには、気温変化に合わせて折りたたみ可能な襟でサポート。そんな繊細な心配りは、アウトドアウェアを街でも着たい派にこそ響くはずだ。
雪山でよし、街でよし、単品でよし、重ね着でよし。いいコト尽くしの匿名的ジャケットで、この冬をぜひあなたらしく楽しんでほしい。
発売は10月8日(土)からRHC ロンハーマン、ロンハーマン「R」各店舗と
オンラインストアにてスタート!
[問い合わせ先]RHC ロンハーマン0120-008-752