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2022.09.22

ミリ単位でこだわったベストサイズワゴン。スバル「レヴォーグ」がアクティブ派のジレンマを解決



アクティブ派にとっての車選びは、ジレンマとの戦いでもある。しっかり荷物を積みたいけれど、街乗りの際に大きすぎるボディサイズは扱いづらいというせめぎ合い。

北米や欧州の市場に牽引されるように車種によっては大型化が進む車体事情のなか、日本の道路事情に適したサイズの“積める車”の選択肢は、そう多くないのだ。

そこで、しっかりと日本市場にフォーカスを当てた、専用設計による最適サイズのワゴンがスバル「レヴォーグ」というわけだ。

乗れば乗るほど、スバルらしい乗り味と、行き届いた造りで日常が快適になること請け合い。早速、実力を見てみよう。

日本の道路事情に最適化。車幅1795mmへのこだわり

LEVORG STI Sport R EX(LEDアクセサリーライナー、STIフロントアンダースポイラー、STIサイドアンダースポイラー、STIリヤサイドアンダースポイラー、STIリヤアンダースポイラーは、ディーラー装着オプションです)。全長4755×全幅1795×全高1500mm。477万4000円〜。

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狭い日本の道路事情を加味すれば、アクティブ派がマイカーに求める高い積載力を備えつつも、コンパクトなほうが使い勝手が良いというのが本音だろう。

ただし、積載力を求めるなかにおいて、なかなかこの両得は難しいところ。

そこでスバルは、日本市場に開発されたレヴォーグにおいて、ミリ単位にこだわって、扱いやすいサイズ感ながら荷物が積める設定とした。



最も注目したいのが、その車幅だ。レヴォーグの全幅は1795mmとなる。

なぜこの値が重視されるかというと、グローバル市場ではミドルサイズのCセグメントで1800mmを超えるものが少なくないという実情にあって、1800mm以下というコンパクトさが大きな意味を持つわけだ。



1800mm以下というのは、実際の道路幅や運転しているときの体感的にも、扱いやすさのひとつの目安となっている。特に日本の都心部の道路幅は狭く、2車線道路であってもギリギリのすれ違いになるところが多い。



また、機械式立体駐車場においても、車幅1850mm以下の駐車が可能という場合が多く、古いところでは、1800mm以下に設定されている場合さえある。さらに、全高は1500mmに設定されているため、機械式立体駐車場への入庫がほぼ問題ない点でもメリットがあるのだ。

こうしたミリ単位でのこだわりが、使い勝手の良さを裏打ちしているといえる。

狭い道の曲がり角もドアミラー装着部を三角窓にすることで、死角を排除し、視界も確保できる。

狭い道の曲がり角もドアミラー装着部を三角窓にすることで、死角を排除し、視界も確保できる。

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