リラックス感があるのに、どこかキマって見える。大人が着たいシャツの代表格がLA生まれのブランド「フランク&アイリーン」だ。
さて、去る9月10日に、西海岸ブランド特有の空気感をそのままに湛えたニューショップが、マリン&ウォーク ヨコハマにオープン。
同ブランドのシャツを愛用する、我らがマーシーこと三浦理志さんとともに、その新店をチェックしていこう。
■フランク&アイリーン 横浜電話:045-306-9350住所:神奈川県横浜市中区新港1-3-1 MARINE & WALK YOKOHAMA 1F営業時間:11:00 ~ 20:00 不定休
本拠地カリフォルニアのムードが漂う店内に日本一の品揃え
マリン&ウォークヨコハマといえば、赤レンガ倉庫の並びのベイエリアに佇む、低層スタイルの開放的なモール。衣食住が楽しめることでも人気の商業施設だ。
その1階に軒を並べることとなったフランク&アイリーンのニューショップもまた、広々とした店内で、リラックス感を与えてくれる。
「なんだか西海岸っぽいですね。フランク&アイリーンのほかのショップとも雰囲気が似ているようでどこか違います」。
フランク&アイリーン好きを公言するだけあって、ショップの空気感の違いにも鋭く言及するマーシーさん。
なんでも、日本にある店舗のなかでも最大の広さを誇るこちらは、LAにあるショールームの雰囲気を再現した造りになっているんだとか。
ブランドの核となるモデル「Luke」「Finbar」の新作が並ぶメンズコーナー。日本限定の無地コーデュロイタイプもディスプレイ。
マーシーが気に入った3つのシャツ、ひとつはアート⁉︎
「おっ、この秋に狙ってた感じのヤツ!」。
早速、メンズコーナーをスタッフに紹介されるや、一直線に向かうマーシーさん。あれこれと品定めを開始する。
「ふむふむ。こっちも悪くないけど……いや、こっちかな?」。
まず手に取ったのは、チェック柄の「Finbar」。ヒドゥンボタンが特徴の代表作だ。
姿見もところどころに配置され、コーデのチェックも万全。鏡に描かれるのは、オードリーさんお気に入りのモチーフの手描き風クローバー。同様のハートマークも随所に描かれているので、チェックしてみて。チェックシャツ3万6300円/フランク&アイリーン(サザビーリーグ 03-5412-1937)
次いで、デニムシャツをご紹介されると、いよいよ品定めも混迷を極めてきたか⁉️
「これは迷う! インディゴ系だけじゃなくて、アーシーなトーンからヴィヴィッドカラーまで、幅広いんですね〜」と、メンズエリアを堪能している様子だ
カラバリ豊富なデニムシャツがずらり。秋の新色も到着!
「この額縁は何ですか?」。
続いてチェックした“シャツ”は、エントラスのディスプレイ。ブランドのデビューモデルである「Barry」を、シワ加工されたポプリン、まさかの新聞紙、ペイントされたデニムでそれぞれ仕立てたアートピースが展示されており、そちらもいたく気に入った模様。
エントランスには、ブランドの歴史をオマージュしたアートピースが展示。
「このブランドが持つ、アーティスティックな雰囲気も好きなんですよ」
と言いながら外へ目を向けると「海が見えるじゃん!」。
海側のボードウォークとも直結しており、横浜港の雰囲気も楽しめる。
海を見ると、途端にテンションがアガる「永遠の少年」マーシーさん。まるで、自分の部屋かのように寛いでいる。
「そっか、ここに座って、奥さんのショッピングを待ってればいいんですね。なるほどなるほど」。
実は、メンズ以上に充実するのがレディスコーナー。シャツだけでなく、スウェットやパンツなどが豊富にラインナップ。パートナーとのショッピングも楽しめそうだ。
今、マーシーさんが座っている、入口より向かって左に位置するカウンターは、休憩もOK。次は奥さまとふたりで来ようかな、と思案中……。
店内中央に配置されるのは、シンボルツリーの「ガジュマル」。こちらもLAのオフィスの雰囲気さながらなのだそう。
レディスコーナーの一角にあるのが、「小屋型」のフィッティングルーム。広々としていて、使い勝手も良さそうだ。
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