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2022.09.09

ファッション

「リーバイス® ビンテージ クロージング」の古き佳き時代のストリート服に、大人が共感する必然



今、音楽好き、ファッション好きの間で密かに注目を集めるラジオ番組「beatDAYZ」(interFM:毎週金曜24:00〜25:00)をご存じだろうか?

MCを務めるのは、「ベドウィン&ザ・ハートブレイカーズ」のディレクター、渡辺真史さんと渋谷・道玄坂の知る人ぞ知るバー、「ビートカフェ」の店長カトマンさん。

(右)カトマン(かとまん)●ラジオ番組制作、レコードショップ、音楽ディストリビューターなどを経て、2006年より渋谷に開店したバー、ビートカフェに勤務。以後店長として働く傍ら、D J活動などを行なっている。(左)渡辺真史(わたなべ・まさふみ)●ベドウィン&ザ・ハートブレイカーズディレクター。2020年には、MIYASHITA PARKにセレクトショップ「DAYZ」をオープン。ふたりのラジオ番組「beatDAYZ」は、毎回ビートカフェで収録。カトマンさんが着たブルゾン3万8500円/リーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)

(右)カトマン(かとまん)●ラジオ番組制作、レコードショップ、音楽ディストリビューターなどを経て、2006年より渋谷に開店したバー、ビートカフェに勤務。以後店長として働く傍ら、D J活動などを行なっている。(左)渡辺真史(わたなべ・まさふみ)●ベドウィン&ザ・ハートブレイカーズディレクター。2020年には、MIYASHITA PARKにセレクトショップ「DAYZ」をオープン。ふたりのラジオ番組「beatDAYZ」は、毎回ビートカフェで収録。カトマンさんが着たブルゾン3万8500円/リーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)


そんなふたりの今気になるもののひとつが、1950〜60年代のジャズやミュージシャンをテーマにしたリーバイス® ビンテージ クロージング(以下LVC)のニューコレクションだ。

その惹かれる理由や、気になるアイテムについて聞いてきた。

“リーバイス®”流、50年代ジャズシーンのクールな表現

ニット3万6300円、デニム(1967 505™)3万3000円/ともにリーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)

ニット3万6300円、デニム(1967 505™)3万3000円/ともにリーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)


 渡辺 当時のジャズのスタイルは、基本的にスラックスをはいている印象があるよね。ウエスト・コーストジャズにしても、ブルーノートにしても。

カトマン そうだね。40年代にビバップが出てきて、マイルス・デイビスのクール・ジャズが幕を開けて、そのあとにロックンロールが始まる。

そういう流れの中にあったスタイルをLVCがピックアップしているのは、印象的だね。

シャツ2万6400円、デニム(1960 501®ZXX)3万5200円/ともにリーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)

シャツ2万6400円、デニム(1960 501®ZXX)3万5200円/ともにリーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)


渡辺 でもリーバイス®といえばデニムだし、その認知が世界的に広がったのは50年代。(映画の)『乱暴者(ザ・ワイルドワン)』が大きな転機だったはず。

カトマン それはもう外せないエピソード。マーロン・ブランドがブレイクした代表作だけど、それから革ジャンと501®がファッションの主流になるから。



渡辺 あの映画のあとには、トライアンフとか英国バイクが流行ったし、ロックが本格的に台頭してくるよね。

カトマン でも興味深いのが、『乱暴者』のダンスシーンでは、ビバップを中心にしたモダンなジャズが流れてたってことかな。

カトマンさんが着用している「501®ZXX」は、1960年に発売したジップフライモデルの復刻版。ややゆったりとしたストレートではきやすい。デニム3万5200円/リーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)

カトマンさんが着用している「501®ZXX」は、1960年に発売したジップフライモデルの復刻版。ややゆったりとしたストレートではきやすい。デニム3万5200円/リーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)


渡辺 ゴージャスなジャズからストリートのジャズに変化してきた時代の音だよね。

カトマン そう。ロックが勢いを増してくる前に、そういう時代があった。
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