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音楽祭=自由を思い出させる十人十色のフェススタイル

「都市フェススタイル」と謳ってはいるが、特に定義などは存在しない。

アウトドア、ストリート、アメカジ、和ミックス……と、それぞれが思い思いのスタイルを披露。そう、フェススタイルはいつだって自由の象徴なのだ。

▼岡村拓哉さん



「仕事時のスタイルとほぼ変わりません」とビームスの岡村さん。久々の音楽イベントへの高揚をオープンな胸元に感じさせながらも、シティとの親和性を考慮しシックなデザインの総柄シャツでキメた。




それは、落ち着きのあるスラックスやオールレザーの品ありビーサンからもヒシヒシと。

▼小野正史さん


都市フェスに浴衣とはなんともトリッキーかつ風流。こちらはビームスのフェニカで展開する傳tutaeeのもの。アンユーズドのハットを合わせるセンスの良さも目をひくが、驚くべきポイントはまだそこかしこに。





帯代わりに取り入れたのは、なんとマウンテンリサーチのベルト。雪駄代わりのビーサンは自作で、市販のヴィブラムソールにシューレースを通したものだ。

▼田渕冬也さん



新進気鋭バンド「バンビクラブ」のフロントマンは上下ともにオールホワイトですこぶるクリーン……と思いきや、パンツは3年ほど履き続けている古着で、随所に残る汚れがアジを演出。




Tシャツのプリントにはアバンギャルドなメッセージも。過激な味付けながら、足元は革靴でしっかりシメる。そのバランスもお見事。

▼児玉正晃さん



TBSの密着取材の合間を縫って登場してくれたのは、ビームス ブランド部・部長であり、今回の『ビーフェス』の仕掛け人の一人、児玉さん。

音楽フェスでもいつもの出勤スタイルを貫き、「それを実践できるところも都市フェスの良さですよね(笑)」と笑顔を見せる。




「両手がふさがらないように」と、清潔感のあるシャツと足並みをそろえ白のメッセンジャーバッグで。心に秘めるワクワク感は、開放的な胸元とイレギュラーなカモ柄のボトムスで感じさせて。

▼河江遥香さん




ビームスの河江さん。満面のキュートな笑顔と総柄のマキシワンピから、今回のイベントにおける期待感が伝わってくる。



「イベントでは物を持ち歩きたいくない」とその上に羽織ったのは、オーバーサイズでポケットも大きめなベスト。ペティギュアに至るまでブルーを採用した清々しさもまた素敵。

▼設楽 洋さん




言わずとしれたビームスのビッグボス(社長)もキャッチ。

「もうビーフェスで宇宙までぶちかましたいね!」とのお言葉通り、某アーティストがリメイクを手がけたビームス ライツのジャケットで登場である。





ジャケットの後ろを見ると、なるほど、宇宙を感じさせるデザインが。ポークパイハット型の被り物やロックなブーツを合わせた、実に楽しさを感じさせる出で立ち。その突き抜けたパッションこそ、音楽フェスの正装といえる。


ビームスが初めて手がけた音楽フェス、『ビーフェス』。いまだ感染予防対策は継続を余儀なくされている中、今回の都市型フェスを成功させた意義は大きい。

この成功は、きっと次にも繋がるはず。来年も開催してくれますよね? ビームスさん♪

佐藤ゆたか=写真 菊地 亮=取材・文

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