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2022.09.03

ファッション

サステナブルでデザインも良し。物欲を刺激する“持続可能”なバッグ、シャツ、ダウン


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ファッションにおけるサステナブルは、新素材の開発からサプライチェーンの改善にいたるまで日進月歩。

と同時に、デザインも大幅にアップグレードしている模様だ。

 

パーカ13万2000円/ゴールドウイン ゼロ(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター 0120-307-560)


今年3月にローンチしたゴールドウイン ゼロは環境への負担が少ない素材による服を提案し、循環型社会への貢献を目指す新たなプロジェクトだ。

このパーカは自然の地層から着想を得たという有機的なデザインが特徴で、シェルに植物由来の人工タンパク質繊維「ブリュードプロテイン™」を使用。

優れた防水透湿性、防風性を備えた、機能面も完璧な一着だ。


 

ジャケット14万800円/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン 03-6427-3424)


また動物福祉の観点から注目が高まっている、エコレザーを使ったアイテムにも着目してみた。

まずはポリエステル素材とは思えない、ラグジュアリーな質感のエコレザーを使用したヘルノのダウンジャケット。シープファーのように見えるフードや襟回りも、エコファーを採用している。


 

シャツ14万8280円/ナヌーシュカ(ヒラオインク 03-5771-8809)


次に端切れなどから再生産された、リサイクルレザーを使ったナヌーシュカのシャツ。

ハンガリー発のナヌーシュカは、設立時からサステナブルを意識してきたブランド。動物福祉を重要視し、その服にはファーや羽毛も使用しないという。


 

バッグH43.5×W31×D17.5cm 3万8500円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター 0120-307-560)


ラストは表地はサボテン由来のヴィーガンレザー、裏地はリサイクルコットンを採用したザ・ノース・フェイスのバッグ。バックルやファスナーなどにもリサイクル素材を使用して環境に配慮している。

ココロもカラダも満たされる持続可能な服が、ますます物欲を刺激する。そんな時代に突入したのである。

清水健吾=写真(人物、静物) 椙本裕子=写真(静物) 来田拓也、星 光彦=スタイリング 髙村将司、加瀬友重、増山直樹、早渕智之、礒村真介(100miler)=文

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