ポイント3:ペグの頭は打ち込み過ぎない
これくらいがちょうどいい目安。
続いて、どこまでペグを打ち込むかについて考えてみよう。
「ペグのヘッド部分までしっかりと地面に打ち込むと、ペグの効きは良くなりますが、撤収の際に抜きづらくなってしまいますね。ガイラインを掛け直せるくらいの打ち込み具合が、ちょうどいいでしょう」。
埋め込むまで打つのは、ペグを効かせたいときの選択肢のひとつとして覚えておこう。
ポイント4:風が強いときは2本使い
補強したいときは2本目を追加するのもあり。
風が強いときや、ペグが効きづらい地面が柔らかいサイトなど、ペグの固定力を高めたいときにはペグを2本使いするのもあり。
地面の中はこんなイメージ。
「1本刺さっているペグにクロスさせるようなイメージで、もう1本のペグを追加します。
1本目のすぐ隣に、沿うように打っている方を見ることがありますが、それでは太いペグを1本打っているのと同じ。もちろん細いペグ1本よりは強いのですが、クロスさせるように打ち込んだ方が、より固定力が高まります」。
少し間を離して2本打つのも効果的。
また、間を開けて2本のペグを打ち、ガイラインにかかる張力を分散させるも効果的な打ち方。風が強くなってきたタイミングで、ささっと追加できるよう、ペグは必要な本数+α余分に持っておいたほうがスマートだろう。
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