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2022.08.11

あそぶ

「ひとりで15分以内!」 タープを手早くスマートに張れるようになる6つのポイント


「Camp Gear Note」とは……

キャンプにまつわるスキルの中でも、火起こしやロープワークに次いで苦手意識を持つキャンパーが多いのが、タープの設営。

「どこから、どのように立てたらいいのか?」「シワが出ないように見栄えよく張るには?」

難しいと思われがちだが、逆に大型タープなんかをひとりで設営できれば、“キャンプで頼れる人”認定間違いなし。

そこで、今回は強力な助っ人として「アウトドアの何でも屋」と業界で有名な牛田浩一さんに話を聞いた。

スマートに格好良くタープ張りをこなすポイントを伝授していただこう。

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張り方のポイントを教えてくれた人
牛田浩一さん●株式会社B.O.W代表取締役。化石掘りが趣味だった父親の影響でアウトドアを始める。アウトドア用品の輸入卸会社勤務を経て、アウトドア専門のアタッシュドプレスとして独立。現在は「アウトドアの何でも屋」として、年間の1/3をフィールドで過ごす。なんと、年間に張るタープ、テントの数は数百張りはくだらないそう! 季節に合わせてフライフィッシング、サーフィン、スノーボードと、嗜むアウトドアアクティビティは多岐に渡る。著書に『キャンプ雑学大全2020実用版』(三才ブックス刊)。

牛田浩一さん●株式会社B.O.W代表取締役。化石掘りが趣味だった父親の影響でアウトドアを始める。アウトドア用品の輸入卸会社勤務を経て、アウトドア専門のアタッシュドプレスとして独立。現在は「アウトドアの何でも屋」として、年間の1/3をフィールドで過ごす。なんと、年間に張るタープ、テントの数は数百張りはくだらないそう! 季節に合わせてフライフィッシング、サーフィン、スノーボードと、嗜むアウトドアアクティビティは多岐に渡る。著書に『キャンプ雑学大全2020実用版』(三才ブックス刊)。

ポイント① 出発前にセット内容を確認する

基本セットは、タープ本体、ペグ、ガイライン、ペグハンマー、メインポール。グローブもあると怪我をしづらい。

基本セットは、タープ本体、ペグ、ガイライン、ペグハンマー、メインポール。グローブもあると怪我をしづらい。


まずは、出発する前に箱から中身をすべて出して、何が入っているかを確認しておこう。

「本体以外にもタープの設営に必要なものはいくつかあります。ポールが別売りの場合もあるし、必要な数のガイライン(ロープ)が入っていない可能性もあるので、自宅で必ずセット内容を確認することが大切。

大抵は収納袋が付いているので、不要な外箱は自宅に置いていってOKです」。

ポイント② タープは風向きと平行になるように

テントを立てるスペースをイメージして位置を決めたら、風向きと並行になるように向きを決める。

テントを立てるスペースをイメージして位置を決めたら、風向きと並行になるように向きを決める。


フィールドに着いたら、テントを立てる前にタープを設営する位置と向きを決める。

テントは立てたあとでも動かせるが、タープは動かせないので、タープから順に立てるのが基本だ。

「まず半分に折り畳んだ状態のタープを仮置きし、位置と向きを決めます。ポイントは風を受けづらい向きを選ぶこと。タープは横からの風に弱いので、風向きと並行(風が抜ける向き)にセッティングしましょう」。


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