レザーやウッドに最上級の素材を用い、間接照明を巧みに配置することで、ベントレーらしい瀟洒な世界観を表現。
このシートの「オートクライメートシステム」もすごい。
乗車した人の体温と表面湿度を検知すると、ヒーターとベンチレーターが作動して、快適なコンディションを保つのだ。
もうひとつ「姿勢調整システム」もハイレベル。シート表面の圧力を測定して、座る位置と圧力ポイントを自動で微調整してくれる。しかも、3時間単位で177カ所(!)の圧力を個別に調整するという。
そりゃあ移動中の疲労も抑えられるってもの。
「EWB」にドレスアップを施して、ドライバーアシスト機能を充実させた特別仕様車「EWBアズール」は3018万円。
ただし、どんなにシートが優秀でも、基本となる乗り心地や静粛性が劣っていては話にならない。
その点、「ベンテイガ」はもともと大船に乗ったかのようにゆったりとした乗り心地と、スピードを上げても話し声やオーディオのボリュームを上げる必要のない静かさを実現している。
完璧な車に最高のシートが組み合わされたから、これはもう無敵だ。
ベントレーの伝統に則ってインテリアの設えはシックで上質。乗る人の心に潤いを与え、「乗れば乗るほど元気になる」というのも納得だ。
プレミアムSUVやスポーツSUVなど、さまざまなスタイルのSUVが登場してきたけれど、この車は本邦初のウェルネスSUVといえるのではないだろうか。
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