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第3位 トキオ(1986年登場)

元祖・日本の地名モデル「トキオ」も外せない。デビューは1986年。キョウトよりも実に34年も先輩だ。

こちらがディオールとのコラボで誕生したトキオ。今シーズンのキーカラーであり、メゾンのアイコンカラーでもある「ディオール グレー」が採用されている。

こちらがディオールとのコラボで誕生したトキオ。今シーズンのキーカラーであり、メゾンのアイコンカラーでもある「ディオール グレー」が採用されている。


近年ではディオールとのコラボモデルが話題になったことも記憶に新しいトキオ。

現在は医師や看護師などを中心に、立ち仕事の多い職に従事する人に向けた、「プロフェッショナル」と呼ばれるラインのみが展開している。

「トキオ スーパー グリップ」1万8700円/ビルケンシュトック 0476-50-2626

「トキオ スーパー グリップ」1万8700円/ビルケンシュトック 0476-50-2626


注目すべきはその機能性。アウトソールには、自然な歩行を促すスーパーグリップソールを採用した。

これが滑りにくく、安定した歩行を実現。EVA製のミッドソールで衝撃もしっかりと吸収してくれる。



デザインアイコンでもあるアンクルストラップでかかとをホールドすれば、フィット感も格別。ルックスが見慣れているというだけでスルーするにはもったいないほど、ハイスペックな一足だ。

第4位 モガミ(2021年登場)

「モガミ HL」8250円/ビルケンシュトック 0476-50-2626

「モガミ HL」8250円/ビルケンシュトック 0476-50-2626


こちらは2021年に登場したばかりのキッズモデル「モガミ」。名前の由来は日本最大級の大河、あの最上川である。

ほかの日本地名モデルと比べると少々ニッチな気もするが、アウトドアサンダル然としたルックス通り、川遊びをはじめとするアクティビティにピッタリな一足だ。



足のアーチをサポートするフットベッドの形状はそのまま、ソール素材を水に弱いコルクではなくポリウレタン製にすることで防水性を完備。

フィット感を調整するギミックは、子供でもストレスなく扱える面ファスナーにし、かつアッパーには肌当たりの良い速乾素材を採用しているから、履き心地もいい。

我が子のビルケンデビューはモガミにしてけろ。





ちなみに、どんな経緯でこれらの日本の地名が付けられたのかもビルケンシュトックの広報に取材したが、本国のプロダクト担当しか知らないトップシークレットだとか。う〜ん、気になる!

次はどんな日本の地名を冠したモデルが世に放たれるのか。予想しながら、待つとしようか。

[問い合わせ]
ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス
0476-50-2626
birkenstock.com/jp

外山壮一=文

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