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2022.07.20

ファッション

30代、40代の“Tシャツ・イン”はアリかナシか。昭和生まれのTシャツの着こなしを考察


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夏の定番といえば、Tシャツ。

最近ではTシャツをタックイン(Tシャツの裾をパンツに入れること)して着こなす人の姿をチラホラ見かけるが、昭和生まれの30代、40代の大人が「Tシャツをタックイン」するのはアリなのか?

街角で見つけた着こなし上手たちのスナップを見ながら考察してみたい。

牧野竜太郎さん

牧野竜太郎さん


渡邊昴志さん

渡邊昴志さん


そもそもタックインと言っても、ただトップスの裾をパンツにしまえばいいというものではない。野暮ったく見せないための着こなしのルールがあるはずだ。

そこでまずパンツの太さに注目すると、ゆったりサイズを選んでいる人が大多数であった。

Tシャツをタックインすることで上半身がコンパクトに見えるので、下半身のシルエットはゆとりをもたせてバランスを調整するというのが、成功の秘訣のようだ。

中村 潤さん

中村 潤さん


小齋史博さん

小齋史博さん


体型に自信を持てない我々がタックインに対して抱く最大の恐怖は、“ぽっこりお腹”が露呈することに尽きる。

しかし洒落者たちの着こなしを観察すると、パンツインしたトップスの裾をたゆませることで、ボディラインを巧みに隠して(?)いるではないか。しかも、なんだかいつもより脚が長く見えるような……。

ひょっとすると、タックインってオジサンの味方なのかも?

S・Tさん

S・Tさん


鎌田夏瑠さん

鎌田夏瑠さん


メリットはほかにもある。タックインスタイルでは、ベルトやサスペンダーなどの小物を目立たせることができるという点だ。

普段、ネックレスやブレスレットなどのアクセサリーを身に着けない人にとっては、軽装にさり気ないアクセントをプラスする良いきっかけに。そんなことを考えると、夏の小物選びがいっそう楽しくなってくる。



結論! 30代、40代のタックインは大いにアリ。むしろ、大人にこそ似合う着こなしと言っていいかもしれない。この夏は臆すことなくタックインを楽しもうではないか、同志よ!


笹井タカマサ、菅原麻里、Shota Sanpei=写真 中北健太、菅原百合、佐藤春佳=取材 倉持佑次=文

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