▶︎すべての画像を見る なんとなく知っていた巷で話題の「ユーグレナ」。
和名であるミドリムシの名のイメージが強かったが、「ミドリムシは虫ではない!」という
記事で、ユーグレナは“藻の仲間”だということを知った(え? 知ってたって?)。
しかもユーグレナには100種類以上の株があり、油を含むミドリムシはバイオ燃料としてすでにジェット機などで採用されている。そして、知れば知るほど感心せざるを得ないのが、「スーパーフード」としての栄養価だ。
ミドリムシは植物のように光合成を行うことができ、さらに動物のように細胞を変形させながら自力で移動することもできる小さな“緑の生命体”。
ゆえに、野菜に含まれるビタミンやミネラルに加え、肉に含まれるアミノ酸、魚に含まれるDHAなどの不飽和脂肪酸など、59種類もの栄養素が含まれる。しかも野菜などよりも消化率が高いという。
そんなスーパーフードをいかに継続的に美味しく食べるか、という視点で生まれたのが「からだにユーグレナ」シリーズである。
ということで、本当に美味しいのか、実際に味わってみよう。
まずは定番の「グリーンパウダー」。スティック1本(3.7g)に含まれるユーグレナは、なんと1日の目安である10億個分!!
余談だが、ユーグレナの単位は“個”なんだという事実にも驚く。それを今回は豆乳に入れてテイスティングしてみた。
青汁みたいな感じか? と思いきや、意外に苦味もクセもさほどなく、飲みやすい。味そのものが淡泊で、豆乳との相性は良し。
ヨーグルトにしても牛乳にしても、ある程度の量でパウダーのもっさり感を薄めるのが美味しく摂取するポイントとなりそうだ。ただ、これを毎日継続するとなると、若干ハードルが高く感じる人もいるかもしれない。
16袋入り 1000円/ユーグレナ https://www.euglena.jp
そんな人におすすめなのが、「ふりかけない理由がないふりかけ」。自信たっぷりのネーミングだが、コーポレートシェフである鳥羽周作さんと老舗ふりかけメーカーの共同作業で誕生したそうだ。
バリエーションは「かつおのうまみユーグレナミックス」と「ごま海苔香るユーグレナミックス」の2種がラインナップしており、今回は後者を試してみることに。
にんじんやかぼちゃフレークも含まれ、野菜のうまみと国産出汁で「うまみ」にこだわったという。
ひと口食べてみると……旨い! そして甘い!! というのが第一印象。かぼちゃやにんじんなどの原料に加え、海藻の仲間であるユーグレナ自体に出汁の旨味であるアミノ酸やミネラルが含まれている。
1袋(2.5g)あたりのユーグレナの含有量は5億個。保存料や合成着色料、人工甘味料も不使用となっている。
これなら子供も喜んで食べるだろうし、お弁当に入れることもできる。普通に美味しいので、わざわざ「健康のために頑張って摂る」とストイックになる必要もない。
パッケージを開くとふりかけるしかない理由が熱く語られている。
基本的に、これまでふりかけはおかずが足りないときのサポートメンバー的存在だと思っていた。しかし、これほど栄養価が高く、かつ美味しいのであれば、もはやふりかけご飯で十分では? という気さえしてくる。
最近のユーグレナの研究レポートによると、ユーグレナの摂取で以下のような可能性が見えてきたという。
・中性脂肪を抑える
・便秘改善
・肝臓の保護
・ストレス緩和
・スギ花粉症症状を緩める
・アトピー性皮膚炎の緩和
ふりかけだけでこれらの症状が改善されるのなら、確かに“ふりかけない理由はない”。
ふりかけのパッケージは全20種類。口だけでなく、目でも楽しめる仕掛けとなっている。まさにユーグレナ社の遊び心が表現されているようだ。
今後はどんな美味しいユーグレナ商品が出てくるのか、期待大!
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ユーグレナ
https://www.euglena.jp