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「SUVとワゴン」のクロスオーバーで走破性&積載性が高い



1989年に産声を挙げ、スバル人気を現在にまで支えることとなる「レガシィ」。

アウトバックの元祖となる1989年に登場した「レガシィ ツーリングワゴン」。

アウトバックの元祖となる1989年に登場した「レガシィ ツーリングワゴン」。


水平対向エンジンやAWDの概念など、今のスバルを支える車造りを実践し、アウトバックの礎を築いたモデルだ。

快適な走行性と、高い積載性。この頃から、走りと使い勝手を両立させてきたスバルが、ツーリングワゴンをさらに進化させて、よりアウトドアライフにコミットさせた「アウトバック」を北米市場で登場させる。

今でいうSUVの先駆けとして登場した当時は「SUW(スポーツ・ユーティリティ・ワゴン)」を名乗っていたことを知る古参“スバリスト”もいるだろう。同車は、日本国内ではグランドワゴンやランカスターを名乗ったのち、2003年に世界統一の「アウトバック」ネームを戴くことに。



結果、ワゴンならではの高い積載能力を備えつつ、走れる腰高のツーリングワゴンとして現在にまで進化を続けている。



最新モデルではさらに高い積載性を実現。

やっぱりワゴンは積めてなんぼ、ではないだろうか。



「レガシィ アウトバック」は、ワゴンの特性を活かした効率のいい空間設計を実現し、荷室容量は561L*、とアウトドア用品も余裕を持って収納できる。(*VDA法による測定)

リヤゲートの開口部は広く、後席を倒せばフラットな空間が広がる荷室は使い勝手が抜群。

リヤゲートの開口部は広く、後席を倒せばフラットな空間が広がる荷室は使い勝手が抜群。



走行性能を担保する点で注目したいのが、「シンメトリカルAWD」と「X-MODE」だ。

まず、スバル車の勘所でもある、重心位置が低く四輪にバランス良く荷重する独自の4WDシステムであるシンメトリカルAWD。雨で濡れた舗装路だけでなく、岩場や雪道などの未舗装路などにも強い。

滑りやすい砂利道でも路面を確実に捉え、安定した走行を実現。

滑りやすい砂利道でも路面を確実に捉え、安定した走行を実現。


そして、下り坂などで一定の車速を保つヒルディセントコントロールが付く「X-MODE」では、四輪のコントロールやブレーキを適切に電気制御。路面状況に応じてワンタッチで走行モードの切り替えができる(※Limited EXグレードは1モード、X-BREAK EXは2モード)。

国内トップクラスの最低地上高213mmと高いロードクリアランスをとることで、どのような路面環境でもストレスフリーな走行を実現。こうした高い悪路走破性は、単なる都市型ワゴンにはないものだ。
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「都市と郊外」をクロスオーバーするための快適空間



積めて、走れる。SUVとワゴンの垣根を超える「レガシィ アウトバック」が活躍するシーンを想定してみよう。

当然、日常的に走行する“都市”と、ときに悪路が露出する自然に触れることの多い“郊外”だろう。

シャープな顔つきは都会的でありながら、力強さのある車体は自然の中でもマッチする。

シャープな顔つきは都会的でありながら、力強さのある車体は自然の中でもマッチする。


折しも、コロナ禍でリモートワークも浸透。都市からいっそう離れたエリアに住居を構える人や、都市と郊外に二拠点を持つ人、あるいは、フィールドを点々とし、必要なときには都市へ参じる人など、ライフスタイルは多様化。



これに呼応するかのように進歩してきたのが、「レガシィ アウトバック」ともいえる。

そして、その際に欠かせない視点が移動時の快適性だ。移動距離が増えるほど、車内というプライベート空間でどれだけリラックスできるかがカギとなる。



この点ではまず、前項で触れた悪路走破性に加えて、静粛性や走行安定性に貢献する水平対向エンジンに触れたい。1.8Lターボの低回転から最大トルクを生むリニアな加速によって、荷物を多く積んでいても移動中のストレスはまったくない。

そのほか、長いホイールベースによってゆとりある前後シート間の距離が生まれる点も重要である。


シート自体の設計も包み込むような作りとなっており、快適なポジションをキープ。「Limited EX」グレードでは、ナッパレザーがメーカー装着オプションで選択でき、さらにラグジュアリーな空間へと変貌する。

また、リヤシートにもリクライニングが備わったり、シートヒーターが標準装備されたりと、乗車する人すべてが笑顔になるよう配慮されている。

さらにうれしいのが、ハーマンカードンのサウンドシステムだ。運転中に音楽は欠かせないという人は少なくないはずで、車内にはまるでコンサートホールのような音質が広がりドライブの愉しさを一層盛り上げてくれる仕様といえるだろう。

車内が最高のコンサートホールになる、ハーマンカードンのサウンドシステムを搭載。

車内が最高のコンサートホールになる、ハーマンカードンのサウンドシステムを搭載。


一人より二人、二人より三人、というような、仲間と楽しむライフスタイルも想定されているのが、アクティブ志向の我々にはうれしい限り。

都市と郊外を、最高のホスピタリティでクロスオーバーさせてくれる。
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