「弊社の看板娘」とは…… 梅雨が明けて最高の夏フェス・キャンプ日和。ここはひとつ、ハイエンドなアウトドアアイテムをチェックしておきたい。
向かったのは「スノーピークららぽーとTOKYO-BAY」。JR南船橋駅から直通の動く歩道がのびている。
▶︎この記事の画像ギャラリーを見る ららぽーとには初めて来たが、広大な敷地にバラエティに富む店舗が立ち並ぶ。
約440という店舗数は全国のららぽーとの中でも最多。駐車場は約7000台分もあり、これはもはや街だ。
スノーピークの店舗は南館の1階にあった。
洒落たアパレルショップのよう。
そして、看板娘もーー。
いました、いました。
では、ご登場いただきましょう。
「よろしくお願いします」。
こちらは入社3年目の寺西雛乃さん。あれ、そのデニムのベスト、店の入り口のマネキンが着ていたやつじゃないですか?
「はい。生地が難燃性なので、焚き火の火の粉が飛んでも燃えにくいとあって人気のアイテムです」。
機能だけでなくデザインもイカす。
そう、スノーピークはキャンプで使い勝手が良いアパレル商品にも力を入れているのだ。さらに、なんと新潟の朝日酒造とコラボして「アウトドア向け日本酒」も開発した。
アウトドアで日本酒を楽しむという新しい文化の提案。
さて、雛乃さんはすぐ近くの浦安生まれ。小1から高3までの12年間をバスケに捧げた。
「始めたのは姉が小6でキャプテンやっていたとき。いつも練習について行ってました。12年間は完全に体育会系です」。
下が小1の頃の写真。
Tシャツは当時流行っていたバスケキャラの「シュー太君」だ。
学年が上がるにつれて練習もハードになるのかと思いきや、小学校の監督がいちばん厳しかったそうだ。
「めちゃめちゃ怖くて常に怒られるんです。あれでメンタルがずいぶん鍛えられました。遊ぶ時間もなくて家に帰ったらご飯を食べて寝るだけという生活。でも、辞めると打ち込むことがなくなるんじゃないかと思って続けました」。
そんなわけで中学・高校の練習はかなり自由。雛乃さんは試合で目立ちたい一心で、ひたすら超ロングシュートの練習をしていたという。
その頃、いまでも仲がいい姉の影響でaikoの大ファンになった。高校生になると、一緒にライブに行くようになる。
「いまでもファンクラブに入っているし、大好きです。めっちゃかわいいし、ライブのファンサービスもすごい。歌っている最中にステージの端まで走っていって、お客さんと握手したり。観てるこっちも楽しくなるんです」。
4年前には、茅ヶ崎のサザンビーチで開催された20周年記念のフリーライブにも足を運んだ。
「抽選で観覧席が決まるんですが、くじを引いたら、なんと最前列。泣きそうでした」。
twiiterで知り合ったaikoファンの人たちと並んだそうです。
浦安といえばディズニーランドだが、成人式の会場にもなる。雛乃さんの年代もそれに漏れず、小学校のミニバス時代から続く親友たちと記念写真を撮った。
右端で大笑いしているのが雛乃さん。
さらに、地元にはお気に入りの居酒屋もある。昨年末に撮った写真を見せてくれた。
「女性陣は成人式の写真と同じメンバー、男性陣は中学からの地元メンバーです」。
地元には数少ない“赤提灯系”の店で、面白い店員さんがいるという。
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