睡眠老化を食い止める最適法は「朝の散歩」
――睡眠老化の原因のひとつ、脳の成長に関して何か試みるのは難しそうですが、体を動かすことはできそうです。 そうですね。日頃から体を動かす習慣がある人はそれを強化すれば良いと思うのですが、そもそも
運動習慣のない人には「朝の散歩」をおすすめします。
朝、太陽の光を浴びるとセロトニンという物質がすぐに分泌されます。この物質は、14〜16時間後に、良質な睡眠を促すメラトニンという睡眠ホルモンを分泌させるのです。
ですので、
朝という時間帯に光を浴びてセロトニンを作る準備をしておくことが大切。
睡眠治療の場合は、15分から30分ほど光を浴びることが多いので、ゴミ出しや何かのついでに近所を散歩するだけでも十分です。
逆にスマホやPCのブルーライトは、メラトニンの分泌を抑制し、覚醒させてしまう効果があるので、就寝前に見るのはやめましょう。
――睡眠に良い食べ物はありますか? これを食べたからいきなり改善するというものはありません。ただ、魚介類や鶏肉、卵、大豆製品に含まれるトリプトファンは、メラトニンの元となるので、睡眠の質の向上が期待できます。
また、脳内にある神経伝達物質
GABAは、交感神経の働きを抑えて、気持ちを落ち着かせたり、ストレスを緩和する効果が期待できます。
以前は経口摂取しても効果がないと言われていましたが、最近の研究では効果があることがわかってきています。
そして、
最近注目を集めているのがL-テアニン。こちらは覚醒系の神経伝達物質を調整する作用があり、起床時の疲労感や眠気を軽減するという研究報告もあります。
こういった成分が含まれている食品が、最近ではコンビニなどで販売されているので、これらを摂取するのもひとつです。
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確かに、コンビニなどで睡眠に特化したドリンクが置かれたコーナーを目にする。
なかでも、睡眠力向上の鍵を握ると西多准教授が教えてくれたGABAとL-テアニンの両方が含まれているもののひとつが「チルアウト スリープショット」だ。
保存料・着色料不使用。「チルアウト スリープショット」(100ml)270円/エンディアン 0120-577-233
こちらは、GABAを200mg、L-テアニンを200mg配合し、カフェインフリーなので、就寝前に飲んでも安心。
睡眠に悩んでいる諸兄は、朝の散歩をまずは試みつつ、こういった機能性食品も取り入れてみてはいかがだろうか。
[問い合わせ]エンディアン0120-577-233