上達のコツは繰り返し実践で使うこと
ロープワークは、通す順番に具体的なイメージを持つと覚えやすい。
筆者の場合、「トンネルを抜けた電車が、大きな木をぐるっと回って、またトンネルを潜って折返し運転している」というイメージを教わってから、もやい結びを失敗しなくなった。
「ヘビが穴を抜けて、木に巻き付いてから、同じ穴に戻ってくる」というイメージも耳にしたことがある。
手順は同じなので、最初は細いロープで練習してみよう。
なんでもいいのだが、自分が覚えやすく、いざってときにパッとビジュアルが出てくるイメージを持っておくといいだろう。
輪が解けないように、最後はギュッと。
シチュエーションによって便利な結び方が多数存在するのが、ロープワークの面白いところ。
まずはもやい結びをマスターし、その先にあるいろいろなバリエーションにも挑戦していただきたい。