▶︎すべての画像を見る A面/B面パパラッチ by BEAMS●気になるプロダクトの宝庫、ビームス。そこで活躍する男たちはプライベートが充実しているから、仕事で秀逸なアウトプットができるのだ。そんな彼らのアクティブライフ(Active面)とビームスライフ(BEAMS面)をパパラッチ!
ビームスのサーフ&スケート部門のバイヤーであり、「SSZ(エスエスジィー)」のディレクターを務める
加藤忠幸さん。
リスペクトを込めて“ビームスの異端児”と呼びたい彼は、どんなA面(Active面)とB面(BEAMS面)を持っているのだろうか? Let's パパラッチ!
A面 加藤忠幸といえばZINE。まずはここからパパラッチ
![加藤忠幸(かとう・ただゆき)ディレクターを務める「SSZ」は、今年で6周年を迎える。毎シーズン、コレクションにまつわるカルチャーや思いを詰め込んだZINE(ジン)を製作して、関係者に配り続けている。Instagram:https://www.instagram.com/katoyasai](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39998/images/editor/c63d8db5f138da20db9ec2f232006dc4a567c1ef.jpg?h=1172)
加藤忠幸(かとう・ただゆき)ディレクターを務める「SSZ」は、今年で6周年を迎える。毎シーズン、コレクションにまつわるカルチャーや思いを詰め込んだZINE(ジン)を製作して、関係者に配り続けている。Instagram:https://www.instagram.com/katoyasai
趣味が仕事になり、仕事が趣味でもあるーー。 加藤さんには、こんな表現がよく似合う。仕事と呼ぶにはどう考えてもアツすぎる熱量で、モノづくりに没頭する。それを象徴するのが、ZINE「SSZ」。そして、10代の頃からハマり続けるサーフ&スケートだ。
![地元・鎌倉をテーマにしたZINE。お気に入りのショップや加藤さんのもうひとつの“職場”である鎌倉市農協連即売所(レンバイ)についてなど、鎌倉へのアツい思いが詰まった1冊。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39998/images/editor/964e0d29acdc71d32e7f2daf67f0e13280ffc129.jpg?w=850)
地元・鎌倉をテーマにしたZINE。お気に入りのショップや加藤さんのもうひとつの“職場”である鎌倉市農協連即売所(レンバイ)についてなど、鎌倉へのアツい思いが詰まった1冊。
加藤さんがZINEを作り始めたのは、まだショップスタッフだった頃。カリフォルニアのスケーターたちがファッションやカルチャー、アートをZINEで自由に表現していることを知り、たちまち虜になった。
「もともとZINEはスケーターの名刺代わり。売り物ではなく仲間内で配るものなんですよね。それって格好いいなーと思って、僕も作り始めました。当時はショップ勤務で遅い時間まで働いていたので、もう夜鍋でしたね。全部手書きだからすごく時間がかかるんですよ(笑)」。
![これまで加藤さんが手がけたZINEの一部。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39998/images/editor/c4783e4eb2e3352cdb9ee553f197abc15ce02d28.jpg?h=1177)
これまで加藤さんが手掛けたZINEの一部。
そんな苦労をしながらも、製作し続けたZINEは40冊以上。自身が手掛けたアイテムの説明や思いが、ページの隅々まで埋め尽くす。
「昔、ZINE作りは会社のコピー機で勝手にやっていたんですけど、大量に出力しすぎて怒られちゃいまして……。廃刊の危機を迎えたことがあります(笑)」。
変なやつと言われることもあったが、「面白いから絶対続けた方がいい」と背中を押してくれる上司もいた。そんなことをしているうちに、「ビームスの中に、サーフ&スケートに特化したお店を作りたい」というビジョンが芽生えたという。
ウェット姿で原付に乗ってサーフィンへ
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39998/images/editor/0ca4da167d8aa41f0be8e4a812bfac5c4b38411e.jpg?w=850)
加藤さんのライフスタイルに欠かせないのが、サーフィンとスケートだ。10代、20代にどっぷりハマったこれらは、いまや趣味を超えた日常の一部になっている。
![スケートシーンのカリスマ、ジム・フィリップスの“スクリーミングハンド”がヘルメットに。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39998/images/editor/0bfb5918e4950e66c18319eed13659bc9879d308.jpg?w=850)
スケートシーンのカリスマ、ジム・フィリップスの“スクリーミングハンド”がヘルメットに。
大船の自宅から湘南の海までは原付で20分ほど。時間ができると、ショートボードを積み込んでフットワーク軽く海へと繰り出す。ウエットスーツ姿で原付を跨ぐ加藤さんの背中は楽しげだ。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39998/images/editor/783e1a3f9ac147f6988fe2f5dd931a48a42608ae.jpg?w=850)
「今は月に2回程度しかサーフィンに行けませんが、朝イチで入る海は本当に気持ち良くて、気分がリセットできます。スケートだったら鵠沼のスケートパークが定番ですね」。
サーフィンやスケートを楽しんでからオフィスで仕事をこなすこともしばしば。どんなに忙しくとも“好き”なことには一切妥協しない。加藤さんのA面(Active面)は、趣味であり、仕事でもある。
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