▶すべての画像を見る 2012年より毎年行われている、チャリティイベント
「Distinguished Gentleman’s Ride」。
通称ジェントルマンズライド。
世界各地で同日開催され、
男性の健康をサポートする目的で行われているバイクのチャリティイベントである。
今年は5月に開催され、編集部員Kもトライアンフに跨って参加してきた。
世界最大規模のバイクイベント、ジェントルマンズライドとは?
トライアンフがオフィシャルスポンサーを務めるジェントルマンズライドは、今年で10周年を迎える。
ジェントルマンズライド。スーツやタイドアップなど、粋な装いでツーリングを楽しむことをコンセプトとしたイベントであり、前立腺がんに対する研究とメンタルヘルスを支援するためのチャリティである。
初めて開催されたのは2012年で、今年で10周年となる。年々参加者は増え、今では900以上の国と地域で同日開催され、参加者は9万人以上にもなる世界最大級の規模のバイクイベントとなっているのだ。
そんなジェントルマンズライドをサポートしているのが、英国生まれのバイクメーカー「トライアンフ」である。
120年の歴史を誇り、ヴィンテージから現行モデルまで幅広く、そして長く愛されているブランドだ。
特にクラシックスタイル好きにはコアなファンが多く、今回のチャリティ参加者の中でもトライアンフ乗りが多く見受けられた。
バイクツーリングは心を健康にする最高のレジャーだ
今回、チャリティで試乗したトライアンフの「スラクストン RS」。
今回、ジェントルマンズライドで試乗させてもらったバイクはトライアンフの「スラクストン RS」。
名車ボンネビルをベースとしながらも、別物と呼べるほどの装備&セッティングでカフェレーサースタイルのスポーティな仕上がりに。排気量1200ccでも想像以上に軽くて取り回しが楽で驚いた。
昨年と同様、コロナ対策としてソロツーリングでの開催となったが、それはそれでゆったり気持ちいい走りが楽しめた。
毎年コースは開催数日前に発表されるというサプライズ方式で、今回は東京・豊洲から外苑前のイチョウ並木までとなった。
ストリート スクランブラーでの参加者も。
バイクの魅力は気分がリフレッシュされること。陽射しや風、景色などをオープンな状況ですべてを感じながら走るのはとにかく気持ちがいい。
キャンプやサーフィンで体験する感動に近いものがあると言えば、バイクに乗らない人でもわかってもらえるだろうか。
そう、バイクはメンタルヘルスに好影響を及ぼす最高の遊びだと思う。男性の健康を支援するチャリティに参加して、気づけば自分の心の健康状態が良くなっていた。
あるスポーツ選手に「男は乗れる乗り物は多いほどいい」と言われ、大型バイクの免許を取りに行ったのは30歳を過ぎてから。
ウェルネスツーリズムならぬ“ウェルネスツーリング”。オッサンになってからバイクなんて……と思わず、健康のためと思ってバイク生活を始めてみるのもいかがでしょうか?
[問い合わせ]トライアンフコール03-6809-5233www.triumphmotorcycles.jp