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【4足目】IRISH SETTER(アイリッシュセッター)9875



「こちらはアイリッシュセッター発売当時のディテールを再現した復刻モデルです。現在はなくなってしまったアッパー上部のブランドロゴの刻印などもあります」。

当時使用されていたレザーの色が、猟犬・アイリッシュセッターの毛並みを想起させることから、この愛称で呼ばれている。一足目に紹介したクラシックモックと起源は同じだ。

ゴールドに近い明るいブラウンカラーは現在、ゴールドラセット・セコイア・レザーという特別な革で表現されている。

【5足目】BECKMAN FLATBOX(ベックマン フラットボックス)9060



「つま先に先芯を入れていないため、柔らかく足馴染みが良いのが最大のポイントとなるベックマン フラットボックス。名前は、レッドウィング創業者のチャールズ・ベックマンからとっています。

こちらは日本に入ってくる数自体が少なく、店頭にはなかなか並べられないほど人気のレアブーツです。入荷待ちのお客様も多く、入り次第その方々にお届けしているという状態です」。

その人気は凄まじく、問い合わせが入ってもすぐには対応できないため、最近ではメディアへの露出も制限しているんだとか。

【6足目】ENGINEER(エンジニア)


 
「日本での愛用者が特に多い、エンジニアと呼ばれるブーツです。履き続けるうちに表面の革に傷がつくと、革内側のブラウンカラーが表出

いわゆる茶芯と呼ばれるもので、そのエイジングもファンを虜にする要因に。30年も履き続けてくださっている方もいるようです」。

オーシャンズ世代では見覚えのある方が少なくないと思うが、実際には現在、製造していない品番だ。

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しっかりと把握できているようでできていないレッドウィングの主要モデル。このように見比べると、ますます愛が深まってしまう。

次回はレッドウィングの新しい取り組み「アップサイクルプロジェクト」を徹底的に深掘りする。

動画版はこちら!


河野優太=写真 佐藤ゆたか=動画編集 増山直樹=文

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