▶︎すべての画像を見る ’90年代に青春を過ごした我々なら、誰しもがその雄姿に見覚えがあるであろうアメリカンなワークブーツ。
そう、あのレッドウィングが、最近またやたらと調子いい。
そこで、ブランドのアジアマーケティングマネージャーを務める阿部聖也さんを直撃。改めてレッドウィングの真相に迫る! 第1回は、今年のパリコレを賑わせた“あの1足”に注目だ。
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阿部聖也●レッドウィング・ジャパンのアジア マーケティング マネージャー。ブランドのオフィシャルYouTubeのMCも務めている。
編集部 こんにちは〜。近頃はアップサイクルな展開だったり、新しいプロジェクトが盛りだくさんのようですね。
阿部 はい! でもその前に、ちょっとスペシャルなものをぜひお見せしたく。
編集部 お、頼んでいたアレだ。インスタで話題になってるやつ!
阿部 日本で持っている方は、おそらくいないと思います。ちなみに、アメリカでもこれがラスト1足でした。それがこちらです!(ドン)
編集部 おお〜、すごい!
阿部 持ってくるまで、いろいろ大変だったんですよ〜。知らない人は「ナニコレ!?」って思うかもしれませんが……。先日のパリコレでファッションシーンをすごく騒がせた1足です。
編集部 カニエ・ウェストがバレンシアガのショーのときとかに履いていたモデル。印象的だったな〜。で、これって何モノなんでしょう?
阿部 実は、本国のリアルワーカー部門という、我々が普段担当しているものとは別のレッドウィングなんです。
カニエ・ウェストが今年冬に開催されたパリコレでこのモデルを履いていた。©️Jacopo Raule/Getty Images
編集部 なるほど。つまり、リアルガチなワークシューズってことですか?
阿部 はい。ファッション性以上に過酷な現場に対応する安全性能を重視した、足を守ることによりいっそう重点を置いたブーツなんです。
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