知らないと怖いカラダのサインとは…… 30代、40代になって意識し始める、ちょっとした“体の異変”。
脂っこいものを食べると胃もたれしたり、よく眠れたはずなのに疲れが取れていなかったり……と数え上げればキリがないが、いつどんな病気に罹るかわからないからこそ、体の兆候には敏感になっておきたい。
そんな想いで始まった「
知らないと怖いカラダのサイン」という不定期連載。これまで取り上げた中から、オーシャンズ世代に必読の記事を厳選してお届け!
「朝勃ちしない」は心筋梗塞や脳卒中のリスクを上げる!?
最近「
朝勃ちしない」「
アソコの勃ちが悪くなった」と感じていないだろうか?
そんな状況が長く続くようなら、「ED(勃起障害)」を疑ってみるべし。
EDとは、ペニスの血管が詰まることによって生じる障害のことで、放っておくと心筋梗塞や脳卒中のリスクを上げてしまう。
「現在の治療法は、
勃起改善薬による投薬治療のみ。不妊治療に訪れたED患者の8〜9割が改善しました」と話すのは泌尿器科医の小堀善友先生。
元気な血管を持っていれば、なんと90歳を越えても勃起するとか! 勃ち具合が気になったら、まずは病院へ行くことを心得ておこう。
半日続く耳鳴りは“イヤホン難聴”のサインかも
コロナ禍で一気に普及したオンラインミーティング。「家族がいるから」「カフェで仕事をするから」という理由でイヤホンを使っている人は多いだろう。
しかし、注意して欲しいのがイヤホンを使う時間。国際医療福祉大学教授の岩崎 聡先生は「
1時間以上続けて使用すると、“イヤホン難聴”のリスクが高まります」と警鐘を鳴らす。
加齢によって両耳が聞こえづらくなる加齢性難聴とは違って、イヤホン難聴は片耳だけが突然聞こえなくなる病気。しかも、早期発見が遅れると治らなくなる可能性もあるという。
イヤホンを使って耳鳴りがしたり、耳鳴りが半日続くようなら、危険信号だ。
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