まだまだこれから
Games Chibaの最年少アスリートとして銅メダルに輝いたクロエ・コベル。女子はとにかく若年層の突き上げが激しい。
最後に女子のスケートシーンだが、今回は以前にもまして若年層の活躍がより顕著になったのではないかと思う。
西村碧莉と同世代で、東京五輪における世界ランク1位だったパメラ・ロザが6位に沈んでしまった代わりというのはおかしいかもしれないが、ルーキーのクロエ・コベルはX Games Chibaの最年少アスリートとして銅メダルに輝いていることは、その流れを象徴する結果だったのではないだろうか。
現在の日本はスケートパークの整備とともにスクール環境も急速に整い始めている、堀米雄斗といった新時代の日本を象徴するヒーローがスケートボード界にいることも相まって、今後競技レベルは急速に上昇していくと思っている。
「まだまだこれから」。
それはこの業界自体も、もちろん筆者本人も感じている。今後もスケートボードがどうやって進化していくのかを、この目で見守りシャッターを切り続けていきたいと思う。