もう少し経てば、⾼騰するTシャツの種類は変わってくる?
ブラッド・ピット主演の『セブン』は、4〜5万円。
ディカプリオ主演の『ロミオ&ジュリエット』は、7〜8万円。
実は、⼈気が安定しているのがジム・キャリー主演の『マスク』。こちらは19万8000円で販売中。
──なるほど。まさにオーシャンズ世代ですね。
「はい。もう少し時間が経てば、2000年代に⻘春を過ごした世代がTシャツを買い始めると思います。そういうサイクルなんですよ」。
──誰しも⾃分が若かりし時代への思い⼊れが強いってことですか?
「そういうことです。最近では、その世代がよく知っているアニメ関係のTシャツも値段が上がっていますから要注意です。
たとえば、
『ドラゴンボール』や『スラムダンク』、ジブリ作品、あとちょっと古くなりますが
『あしたのジョー』なんかも⼈気です」。
カルト的な⼈気を誇る『アキラ』は、鉄板。こちらで15〜16万円なり!
“ファッションヴィクティム”のタグ付きが⼈気⾼し。サイズはXLになると価格が急騰するという。
──アニメは、海外⼈気の⽅が強いイメージですが……。
「海外で作られて、逆輸⼊的に⽇本に⼊ってくるケースが多いですね。2000年代以降のものが基本ですが、’90sのいいものがあれば、結構価値が上がると思います」
──それは盲点ですね。今、⾃分の⼦供世代が観ているものも、いつか値段が上がるかもしれませんね。
「そうですね。今のうちに
⼤きめサイズを買っておくのはポイントかもしれません。さらに、
アートTも同様に価値あるものが多いですから、個展などに⾜を運んだら買っておくことをおすすめします」。
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