4万4000円/フリッツ・ハンセン(フリッツ・ハンセン 東京 03-3400-3107)
▶︎すべての画像を見る 1872年にデンマークで創業したフリッツ・ハンセンは、インテリアデザイン界のトップ・オブ・トップだ。
これまで関わってきたデザイナーは、アルネ・ヤコブセン、ポール・ケアホルム、セシリア・マンツ、ハンス・J・ウェグナーなどと教科書級の名前が並ぶ。
そんなフリッツ・ハンセンは今年、創業150周年。それを記念して、ストリートシーンのトップ・オブ・トップ、藤原ヒロシ率いる「フラグメント」とのコラボモデルをローンチする。
藤原ヒロシさんが座るのが「ドットスツール」。アルネ・ヤコブセンの傑作だ。
どのプロダクトでコラボしたのかというと、アルネ・ヤコブセンの傑作「ドットスツール」である。
いっさいの無駄を排したミニマムデザインの究極ともいえる一脚は、誕生以来、無駄な装飾を加えることはなかった。その歴史の中で初めて、今回、シートとベースにレーザー刻印という“装飾”を施したのである。
黒い脚にグレーの文字で刻印が。
その言葉は、「The Classic / Fritz Hansen:Fragment」。黒いスチール製の脚と、ヌバックレザーが貼られた座面に、レーザーで刻まれている。
上質なヌバックレザー張りのシートには、お馴染みの稲妻マークも。
展開は、ブラウンとブラックの2色。それぞれ150脚で日本限定の展開となる。
各4万4000円[お一人様、各色2脚(計4脚)まで]/フリッツ・ハンセン(フリッツ・ハンセン 東京 03-3400-3107)
そして、座面の裏にはシリアル番号入りの記念プレートが付く。
もともと、藤原ヒロシさん自身もドットスツールが好きだったということで実現した今回のコラボレーション。
藤原ヒロシ●1964年、三重県生まれ。「フラグメント(Fragment)」主宰。1982年にロンドンに、翌年にはニューヨークに渡り多様なカルチャーを吸収。帰国後、日本におけるクラブDJのパイオニアとして活動する。また、日本独自のストリートカルチャーも創造。活躍の領域を拡張し続けている。
ミニマムなデザインを活かしたアレンジ力や、オーセンティックをモダンにアップデートする編集力などヒロシ節は絶好調である。
150周年だから実現したであろう、各150客限定の日本初のプロジェクト。発売は9月1日(木)正午から、フリッツ・ハンセン トーキョーの店頭のみ。今からカレンダーに記しておくべし。
[問い合わせ]FRITZ HANSEN TOKYO03-3400-3107www.fritzhansen.com/ja