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2022.06.04

ファッション

「ブラピの髪型は目指せる!」無造作感が格好いい“ボサボサレイヤー”ヘアを今っぽく仕上げるコツ



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ブラッド・ピットと聞けば、このヘアスタイルを思い浮かべる人も多いのでは?

「これはセームレイヤーという髪型。セームとは『same』のことで、その名のとおりトップもサイドも同じ長さになるようにカットされています。

昔から男性の間で人気のある髪型ですが、彼のようにワックスを使ってボサボサにスタイリングすると、グッと今っぽい雰囲気が出ます」。

ブラッド・ピット●ハリウッドを代表する俳優のひとり。アカデミー賞助演男優賞のほか、映画プロデューサーとしてのアカデミー賞作品賞などさまざまな受賞歴を持つ。ハリウッドきっての洒落者としても知られ、無造作な髪型や着こなしが常に注目を集める。© Alamy/amanaimages

ブラッド・ピット●ハリウッドを代表する俳優のひとり。アカデミー賞助演男優賞のほか、映画プロデューサーとしてのアカデミー賞作品賞などさまざまな受賞歴を持つ。ハリウッドきっての洒落者としても知られ、無造作な髪型や着こなしが常に注目を集める。© Alamy/amanaimages


トップは動きを出して、ラフさを演出することがこの髪型の要諦。

「毛量が多い人の場合は、すきバサミを使ってトップをすいて量を減らすといいでしょう。ボリュームが減ることで髪が軽くなって、動きを出しやすくなります。また、髪型を長時間キープできるというメリットも」。

セームレイヤーの場合はサイドも襟足も刈り上げず、トップとサイドを同じ長さに切り揃えるのがポイント。

「スタイリングの際は、サイドもトップと同じくクシャッとさせるのがコツ。サイドの毛が横に広がってしまうと頭が大きく見えてしまうため、毛を抑えるようにして整えましょう」。

サイド&襟足は刈り上げずトップと同様無造作に。

毛量が多い場合は髪をすいて動きを演出。サイド&襟足は刈り上げずトップと同様無造作に。


また作りすぎると雰囲気が台なし。あくまで“テキトー”が大事!

「無造作感がこのヘアスタイルの命です。作り込みすぎないようにするために、できるだけ手間と時間をかけずに、30秒以内を目標に仕上げてください。

自然な雰囲気を出すために、整髪料はツヤのあるジェルよりもマットな仕上がりのワックスやポマードがおすすめです」。

 

「バクスター オブ カリフォルニア」のクレイポマード。クレイとビーズワックスが配合されたポマードは立体的な束感と長時間のキープ力が特徴。「ワックス感覚で使えるポマード。ドライヤーでトップに動きが出るように乾かしたら、手に取って髪に擦り込むようになじませます。あとは手で髪をつかむようにしてクシャクシャッと。マットな仕上がりもこの髪型にぴったりです」 。60g 3520円/バクスター オブ カリフォルニア(アントレックス www.entrex.co.jp


無造作感が男らしさを演出するヘアスタイルは、アメカジ系やサーフ系のTシャツと相思相愛。

また、あえて上質な無地Tシャツに合わせても映えるだろう。
教えてくれたのは美容師 軽部京介さん●1981年生まれ、神奈川県出身。日本の美容学校を卒業後、カリフォルニアやハワイで現地のスタイルと技術を学ぶ。2011年に西海岸カルチャーを感じさせるヘアサロン、ヘアカリフォルニアを神奈川県の湘南にオープン。映画制作にも取り組み、海外のプロサーファーのカットをしながらサーフトリップするプロジェクト『カットバック トゥ カリフォルニア』がブラジル映画祭で賞を獲得。


竹田嘉文、平沼久幸=イラスト 押条良太、オオサワ系=文

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