コロナ前後で見る「夫婦生活の“イマ”」とは…… 1カ月以上、夜の営みをしていない――いわゆるセックスレスの既婚男性が6割を超えていることが判明した
前回の記事。
背景を紐解いていくと、「
日々の疲れ」や「
性欲の減退」を理由に挙げた人がいた一方で、「
こちらから誘っても妻が応じてくれない」という悩みも寄せられた。
では、世の男性はどのように妻を誘っているのだろうか? あまり人に聞くことのない“実態”を教えてもらおう。
口頭で誘う“直球”派
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30〜40代の既婚男性200人に「妻をどのようにセックスに誘っているか?」と質問したところ、
「特に何もしていない」と答えた人が、全体の約3割を占めた一方で、
残りの約7割は何かしらアクションを起こしていることがわかった。
約7割の結果をまとめてみると、3つの傾向が見えてきた。
・口頭で誘う“直球”派
・スキンシップで“合図”派
・秘密のルール派
もっとも多かったのが、口頭で「
ストレートに伝える」という方法である。具体的にどのように伝えているかというと……
※以下「コメント」(年齢/セックスの頻度) 「2人でまったりしているときに『したい』と言う」(40代/週に1,2回程度)
「たまには刺激的なこともしたいよねって誘う」(40代/1カ月に1回程度)
「あームラムラすると言う」(40代/3カ月に1回程度)
「今夜どうする?と声をかける」(30代/2週間に1回程度)
「数時間前に事前申請する」(30代/3カ月に1回程度)
「どうする?」と相手に質問を投げかける人もいれば、「ムラムラする」と率直に気持ちを話す人もいた。一方、「事前申請する」というように、妻に心の準備期間を設けている人もチラホラ見受けられた。
断られたときのショックを考えると口頭は勇気がいる……と思っていたが、どうやら世の多くの男性は、アグレッシブに自分の気持ちを伝えているらしい。
いずれにせよ、ある程度の信頼関係がなければできない方法であることは確かである。
スキンシップで“合図”派
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続いて多かったのが、スキンシップで相手の様子を伺うタイプだ。
「スキンシップをいつもより多めにして、そこからセックスへとつながっていく」(30代/3カ月に1回程度)
「身体を密着させたりしてアピールする」(30代/半年に1回程度)
「寝室でマッサージをしてあげる」(40代/1カ月に1回程度)
「キスして妻の反応を見る」(40代/1カ月に1回程度)
口頭で誘う“直球”派に比べると、こちらは少しマイルドな方法だ。
マッサージをしてみたり、キスやボディタッチをすることによって、より自然な流れで相手を誘うことができるだろう。妻も乗り気だったら、素直にその行為を受け入れてくれるはず。
逆に、そういうムードでもないのに急に抱き締めたり、声をかけても、妻にとっては「なんで?」と逆効果に終わる可能性がある。
慎重に進めたい場合は、何かしらの“前フリ”で反応を確かめるといいのかもしれない。
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