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セックスレスは進行中!?



これまで、「コロナ禍を通じたセックスの頻度の変化」について言及してきた。

予想に反して、頻度に「変化がない」「減った」と答えた人が大多数だったが、ぶっちゃけ彼らは今、どのぐらいの頻度で夜の営みをしているのだろうか?

まずは、2017年にOCEANSが実施したアンケート結果をおさらい。
Q:どれくらいの頻度で妻と“夜の営み”をしてる?(2017年)

・ほぼ毎日 4%
・1週間に1回 16%
・2週間に1回 18%
・1カ月に1回 14%
・2~3カ月に1回 13%
・半年に1回 8%
・1年に1回 6%
・1年に1回未満の頻度 21%

対象:40代の既婚男性100人
協力:アイリサーチ

このときは、「2週間に1回以上」の割合が全体の約4割を占め、「1年に1回未満の頻度」が2割程度と、全体的に見て夜の営みはそこそこ盛んな印象だった。

では、2022年の現在はどうだろう?

Q:どれくらいの頻度で妻と“夜の営み”をしていますか?(2022年)

・ほぼ毎日 0%
・週4,5回程度 0.5%
・週2,3回程度 2.5%
・1週間に1,2回 9%
・2週間に1回 8.5%
・1カ月に1回 15%
・2~3カ月に1回 11.5%
・半年に1回 8%
・1年に1回 4%
・1年に1回未満の頻度 41%

対象:30〜40代の既婚男性200人
協力:アイリサーチ

2017年と比べ対象年齢や調査人数に変化はあるが、「ほぼ毎日」と答えた人は悲しいことに0%となってしまった

また、「2週間に1回以上」の人も全体の約2割にすぎず、2017年と比較してほぼ半減。そして、驚くべきことに「1年に1回未満の頻度」が約4割と、2017年から倍増している。

日本性科学会が1994年に定めた「セックスレス」の定義では、「特別な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシャル・コンタクトが1カ月以上ないこと」と言われている。

これを基準にすると、セックスレスの状態は、全体の64.5%にものぼる。

とはいえ、セックスレスだとしても、「夫婦仲が良くなった」と感じる人が大勢いることも事実。夫婦生活においてセックスの位置づけが変わってきたのかもしれない。


セックスレスにある人の割合が6.5割を占めるという衝撃的な事実が発覚した今回のアンケート。

次回は、誰もが気になる「セックスの誘い方」について深掘りしていく。

ネオ・マーケティング=アンケート協力
※調査対象:既婚の30〜49歳の男性200人

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