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[ら行]

リーシュコード (りーしゅこーど)
サーフボードと体を結ぶ流れ止めのロープ。サーフィンの際、後ろ足に装着する。使用するサーフボードと同じくらいの長さのものを選ぼう。

時折、ライディング中にリーシュが足に絡まりうっとうしいこともあるが、初心者は安全のために装着は必須。最近は足に絡みづらいものもあるので、試してみる価値は大いにある。

 

5390円/エフシーエス(サーフハードウェアインターナショナルジャパン 0475-40-0640)


リップカレント (りっぷかれんと)
岸から沖に向かう流れ。離岸流。もしも沖に出されすぎてしまったら、流れに逆らわず岸と平行方向に向かうと逃れられる。

リーフブレイク (りーふぶれいく)
海底がサンゴや岩でできたポイントの波。同じ場所で規則正しく割れるため乗りやすいが、硬い海底に接触する危険性があるので注意が必要。

レギュラースタンス (れぎゅらーすたんす)
左足が前、右足が後ろの立ち方。対義語はグーフィースタンス。

レギュラーの波 (れぎゅらーのなみ)
沖から岸を見て右方向に割れる波。ライトの波とも言う。

レディファースト (れでぃふぁーすと)
子供に対してと同様、海の中では女性に優しくありたい。

ローカリズム (ろーかりずむ)
各サーフポイントに根づく地域性。サーファーのトラブルでよくあるのがローカルサーファーとの揉めごと。

ローカルもビジターも、海は楽しくサーフィンできる場であってほしいという同じ気持ちを持つサーファー同士。会釈や「こんにちは」のひと言で雰囲気は和むもの。

初めてのサーフポイントでは、初めての公園の砂場へ遊びに行く子供になったつもりで海に入ろう。また、ホームポイントという名の馴染みの居酒屋のような場所をつくることもサーフィンをより快適に楽しむ秘訣だ。

ロングボード (ろんぐぼーど)
2m75cm以上のサーフボード。長く浮力のあるボードで、小さな波でのゆったりとしたクルーズや、ボードの先端に立つノーズライドが楽しめる。半面、大きな波では操作が難しい。

昔ながらのシングル(1本)フィンのロングボードはクラシックな見た目も格好いい。

乗り味は、サーフボードの長さがあるうえに水中の支点がひとつなので安定感があり、サーフボードを波に合わせればおのずと進むべき方向へ導いてくれる感じ。

逆に言えば、小回りが利かないということになるが、基本的な波の乗り方をおぼえたい人におすすめ。

[わ行]

ワイプアウト (わいぷあうと)
サーフボードから水中への転落。もしもワイプアウトしたら慌てずに、波に巻かれたサーフボードとの激突を防ぐために両腕で頭を抱え、波の勢いが弱まるのを待とう。もちろん、他人にサーフボードをぶつけない配慮も必要だ。

ワックスアップ (わっくすあっぷ)
サーフボード表面(デッキ)の体や足を置く場所に滑り止めのワックスを塗ること。夏場は硬め、冬場は柔らかめのワックスを使用する。

いずれも優しく塗り込んでいくのだが、意外と塗る音がうるさく、近隣に家屋がある駐車場などでは騒音になりかねない。

水に濡れなければ時間が経っても効力は変わらないので、早朝にサーフィンをする場合は家で塗ってくればスマートだろう。

ワックスオフ (わっくすおふ)
ワックスを落とすこと。汚れが目立つようになったときや季節の変わり目には、スクレーパーと呼ばれるヘラでワックスオフして新しいものに塗り替えよう。

若林武志、清水健吾=写真 高橋 淳=編集・文 今野 壘=文

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