ベンチプレス、背中を鍛えるラットプルダウン、懸垂など、何でもできるマシン。
ダンベルのマックス重量は35kg。
太ももの前後を鍛えるマシン。
おなじみ、ランニングマシン。
時速16kmまで出る。
もちろん、未月さん自身も日々トレーニングし、ボディビルの大会にも出場している。
見よ、この筋肉美を。
そんな未月さんを推薦してくれたのは店長の大木航太さん。
「山内は元店長で、エリアマネージャーに昇格するにあたって僕が店長になりました。いつも明るいうえに仕事愛も深いので、メンバーからの信頼が厚いですね。
武蔵小杉店は去年の4月にオープンしたんですが、立ち上げ当時のスタッフは僕ら2人だけ。とにかくがむしゃらに奮闘していました。その努力があるので、いまのお店の繁盛につながっていると思います」。
大木さんも、じつは野球ボーイ。
桜美林大学時代は全国大会で準優勝。現在も、強豪の社会人チームに所属している。
アンダースローで時速140kmの球を投げる大木さん。
武蔵小杉店は順調に伸び続け、現在の会員は200人以上。全国の店舗の中で売り上げナンバーワンを達成した。
グループ全体でもさまざまなアワードを受賞。
2階にもジムスペースを増床した。
店のパンフレットには会員のビフォア/アフターの写真が載っていた。
2、3カ月でこうも変わるのか。
仕事以外の話も聞いてみよう。趣味は何ですか?
「神社巡りですね。“気”がいい場所が好きなので。明治神宮にはめちゃめちゃ行っています。あとは、自分を守ってくれる産土神社というのがそれぞれにあって、私の場合、東京では赤坂の日枝神社らしいので、そこにもよく行きます」。
神社といえば、すぐそこにお稲荷さんがありましたが。
「あ、京濱伏見稲荷神社ですね。『がんばろう!』というときにスタッフみんなでお参りに行きます」。
凛々しいお狐さんがお出迎え。
エリアマネージャーになると基本的に現場には出ないが、未月さんにはコアなファンがいるため、人数を絞ってトレーニング指導を続けている。
「いま、20人ぐらいのお客さんがいて、全員と毎日LINEでやり取りしています。食事を含めた生活全般をチェックしながら、二人三脚、寄り添う形で目標達成に向かうんです」。
ダイエットは成功しても、リバウンドするケースが多いという。未月さんは一時的なトレーニングではなく、根本的な体質改善を実現するための指導をしているそうだ。
では、最後に読者へのメッセージをお願いします。
「一番好きな自分の姿で過ごす」という一文が刺さる。
[取材協力]BEYONDhttps://beyond-gym.com