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2022.05.04

ファッション

今年のショーツスタイルは「黒×ビビッドカラー」が正解。証拠はモードの最先端にあった

 

ショーツ9900円/ラルフ ローレン 0120-3274-20、パーカ3万1900円/ロンハーマン 0120-008-752、スニーカー6930円/スペルガ(カメイ・プロアクト 03-6450-1515)、ハット5800円/ヨシダ キャップス(アドナスト 03-5456-5821)、バッグ8800円/ニュートラルワークス(ニュートラルワークス.トーキョー 03-6455-5961)

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毎年リリースされる、強い日差しのもとで映える鮮やか色のショーツは言うなれば海の男の定番。

そう、定番なのだが、この春夏はトレンドな着こなしのキーアイテムになるかもしれない。

その理由はモードシーンにあり。

それはなぜか、毎年コレクションを見続けてきたファッションジャーナリストの増田海治郎さんに理由を聞いた。

合わせる色は黒だけでいい!頭もラクになるモード術

 

内側にはサポーターが付き、ボディはストレッチが利いた定番スイムショーツ。鮮やかなネオンイエローに、腰裏とフロントのPP刺繍はブルーという洒落た配色。5.75インチという丈が絶妙。ショーツ9900円/ラルフ ローレン 0120-3274-20


ビビッドカラーのショーツといえば、海とライフスタイルが直結している男にとっての定番。Tシャツとビーチサンダルに合わせるだけで決まる頼もしい相棒だが、まだ肌寒い春先には痩せ我慢すぎる。

今の時季ならスウェットやコットンセーター、ライトアウターと一緒にどうぞ。

そんなときの着こなしのヒントをモードのランウェイに見つけた。全身を黒でまとめてビビッドカラーを一点挿すスタイリングである。

今シーズンは全体的にショーツがランウェイに復活していて、その代表格がプラダ。スイムショーツに近い短丈のショーツの提案が目白押しで、今っぽくショーツをはく最高の手本がそこにある。

ほかのミラノ勢では、MSGMもカラフルなショーツを黒と合わせ“リゾートモード”的な雰囲気で提案している。

 

MSGMの今夏コレクションのルック。


日本のモードの代表的存在であるサカイも、今春夏はショーツが充実。

ビビッドカラーのショーツとトップスのセットアップや、黒のショーツにビビッドカラーのトップスを合わせたりしていて、それが最高にクールなのだ。

 

サカイの今夏コレクションのルック。取り入れ方はさまざまだが、モードブランドは、確実に黒×ビビッドカラーのコントラストが強いスタイルに注目しているのだ。


そんなランウェイの最新トレンドのニュアンスを意識しながら、膝上丈のビビッドショーツを一輪の花のように黒に挿してみよう。

黒で合わせればいいだけだから、忙しい朝に頭を悩ませる必要もない。しかも我々の定番であるラルフ ローレンのようなブランドにも丈感といい色といい完璧なショーツは多い。

定番でトレンドを簡単に楽しめるビビッドショーツ、夏が来る前に先取りしちゃいましょう。

柏田テツヲ=写真 来田拓也=スタイリング Tatsuya Suzuki=ヘアメイク 高橋 淳=編集・文 増田海治郎、今野 壘=文

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