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パーツの着せ替えでシリーズすべてのモデルを堪能

しかも、今回のレゴ ブロックではシリーズ三部作のすべてのデロリアンを再現することも可能となっている。要はトランスフォームができるのだ。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(Part.1)


 
記念すべきシリーズ1作目にして王道のモデル。すべての冒険はこの車から始まった。ご覧の通り、マーティとドクのミニフィギュアも付いている。



車体後部の中央にあるのは、燃料のプルトニウムを入れる原子炉。そういえば、作中ではドクがリビアの過激派を騙してプルトニウムを入手したが、そのせいで手酷い仕返しに遭ってしまった。まぁ、因果応報である。



ルーフ部分に突き出たポールも象徴的で、落雷の電力を次元転移装置に送電するための装置として使ったシーンは、みんな手に汗握ったことだろう。


『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part.2』



シリーズ中で最も人気が高いと言われているモデルがコチラ。未来での改造により、ホバー・コンバージョン(飛行機能)で空を飛べるようになったデロリアンである。



タイヤを90度たたんで格納する機構を見事に再現した。「道なんて必要ないのさ」というドクの台詞が昨日のことのように懐かしい。


もうひとつの代表的な改良点が、原子炉部分に搭載された「ミスター・フュージョン」。実際に装置を開けられるだけでなく、燃料となる生ゴミの小道具まで用意されている。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part.3』



続いては、舞台を1855年の西部開拓時代に移した3作目のモデル。’80年代のスーパーカーに’50年代のクラシックカーのパーツを組み合わせた、ちょっとアンバランスなデロリアンだ。



ボンネットに鎮座するのは通称「ビッグチップ」。

前作のラストでの落雷により、タイムサーキットを制御するマイクロチップが破損。1955年にある真空管などの部品でドクが作り上げた代用品だ。そういえば、本編のマイクロチップは日本製という設定で妙にうれしかったっけ。



’50年代に主流だったホワイトリボンタイヤとビカビカメッキのホイールカバー、真っ赤なディスク部分の挿し色までしっかりと表現されている。


4/4

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