スウェットパンツの裾の違い、気にしたことはあるだろうか。
デザインや素材、シルエットが多様化するなかで、現在、存在感を増しているのが、裾を絞ったリブ&シャーリングだ。このディテールが、シルエットに及ぼす影響は大。
シャーリングは「溜まり感」が、リブは「スッキリ感」が楽しめる。熟考の価値アリなのだ。
裾に“溜まる”シャーリング
パンツ1万3200円、スウェット1万3200円/ともにダイワ ピア39(グローブライド 0120-506-204)、スニーカー2万8600円/ニューバランス(ニューバランスジャパン 0120-85-7120)、ソックス2640円/シックストックス(ノーデザイン 03-6303-0866)
「ダイワ ピア39」裾をゴムやドローコードで絞り、シワ感を出すのがシャーリング裾の持ち味。ゆるいシルエットを選ぶと足回りの生地が裾に溜まりルーズなスタイルに。
フィッシングにコミットしたブランドの本作は、ポリエステル100%の素材感が軽やかで、歩くたびにゆらめく動的な装いが楽しめる。
スマートに見えるリブ
パンツ1万9800円/サンスペル(サンスペル 表参道店 03-3406-7377)、カーディガン3万8280円/ビナイン(エヌエスナイン 03-5877-9442)、Tシャツ1万1000円/ラグ & ボーン(ラグ & ボーン 表参道 03-6805-1630)、ブーツ4万1690円/レッドウィング(レッドウィング・ジャパン 03-5791-3280)
「サンスペル」一方で、リブ編みは靴を含む足回りをシャープに演出。細シルエットをいっそうシャープに引き立てる。こちらは、きれいめスウェットを代表する英国のサンスペル。
表面を軽く起毛したソフトタッチのコットンループ糸の滑らかな生地は、クリーンな見た目にもひと役買う。