[Movement]
先端素材で磨きをかけた独自のペラトン機構
IWCの技術の根幹をなす「ペラトン自動巻き」は、技術責任者アルバート・ペラトンが開発し、1950年に特許を取得した。
ローターの双方向巻き上げを実現した革新的な機構に、キャリバー52010では摩耗に強いセラミックス製パーツを採用し、さらに完成度を高めた。
[Watch Case]
サステイナブルへの思いが愛用につながる
2018年からウォッチケースを一新し、素材やスタイルの異なる3種類から選択できる(写真は旅行や出張時の携行にも便利な革製ポーチ)。
以前から使用素材を30%、プラスチックを90%減らすとともに再利用が可能で、ゴミの削減にも取り組む。
[Origin]
端正な顔はアイコンと呼ぶに相応しい
1939年、ふたりのポルトガル人時計商の依頼によって一本の腕時計が生まれた。それは、マリンクロノメーターに匹敵する精度を満たすため、ポケットウォッチ用のムーブメントを搭載し、ユニークな由来から「ポルトギーゼ」と名付けられた。
高精度に加え、アールデコ全盛期にあえて装飾性をそぎ落とし、視認性を追求したファーストモデルのスタイルはブランドを象徴し、時代を超越する。
[Factory]
ムーブメントからケース製造までを集約
IWC創業150周年を祝し、2018年に建造した新たな工場「マヌファクトゥールツェントルム」は、時計師の伝統的な技巧と最新の製造テクノロジーを融合する。
それは創業者が当時最新の時計製造をスイスにもたらした歴史に由来するのだ。
[Lover]
確固たるスタイルを持つ稀代ギタリストも魅了する
©Eyevine/AFLO
「ポルトギーゼ」の意外な愛用者がザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズだ。決して譲らぬスタイルが通じ合う。
「腕時計の360度全方位的大解剖」とは…… 一本の腕時計を取り巻く魅力的なトピックスを抽出し解説。知れば知るほど時計愛は深まるはずだ。
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