「部長びんびん“物好き”語り 7Days」とは……名物企画「部長びんびん“着回し”物語」の番外編!? 今ユースケ部長がハマるプロダクトを紹介する「部長びんびん“物好き”語り 7Days」本日開幕!
まずはユースケ部長お気に入りの腕時計&ダウンジャケットから。
Day 1 MON.
外回りの密かな楽しみ、それは手元を彩る腕時計
「IWC シャフハウゼン」のビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー
ウィズコロナのさなかでも新規顧客の開拓に余念がないユースケ。オンラインでのコミュニケーションが当たり前になった今だからこそ、対面することの大切さを改めて実感している。
もちろん外回りをするとなれば身なりにもそれなりに気を配るもの。そしてこれこそが、洒落者のユースケにとって隠れた楽しみでもある。
本日はIWCの腕時計「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー」を着用して先方との打ち合わせに臨む。航空計器としての腕時計を生み出してきた同社が2006年の発表以来、数多くの限定モデルを発売している特別な存在だ。こちらはその最新作にあたる。
コックピットからインスパイアされた大ぶりのケースとディープブルーの美しい文字盤の組み合わせは都会的で洗練された雰囲気があり、ボクシングで鍛えたユースケの腕にも馴染みがいい。パイロットがグローブをはめたままでも時計を操作できるようデザインされた特大のリュウズも、ビジネスの場ではシンプルな装いのアクセントとなってくれる。
もちろんユースケが満足しているのは見た目だけではない。自社製のキャリバー52615を搭載し、168時間(7日間)ものロングパワーリザーブを実現。毎日着用せずとも、そう簡単にはムーブメントが止まることはない。永久カレンダーの真価を発揮できるのは駆動時間が長いからこそだ。またカレンダーの設定をリュウズの操作だけで簡単に行える点も特徴のひとつ。
得意先からの電話に出たユースケに、進めていた案件交渉成立の吉報が舞い込んできた。思わず笑みがこぼれる。この調子で次の打ち合わせも成功裏に終わりたいところ。
Day 2 HOL.
お洒落で意識も高い。こいつはオレみたいなダウンジャケットだ♡
「タトラス」のディクル
冬物を物色しに南青山を訪れていたユースケ。いくつか馴染みの店を回ったあと、骨董通り沿いのタトラスへ向かった。
昨年、このブランドの定番モデル「ドミツィアーノ」を入手。その細身でキレイなシルエットにひと目惚れし、今ではワードローブのエース格に据えている。定番モデルかつエントリーモデルとして多くの人からも愛用されている逸品だ。
シュッとしたダウンもいいけれど、2着目として何か面白いデザインはないものだろうかと、スタッフに要望を伝えた。今シーズンはオーバーサイズのモデルが豊富にラインナップしているとのこと。
ひととおり試着をして、最後に袖を通したダウンコート「ディクル」にビビッときた。着丈が長くゆったりとしたシルエットが特徴で、インナーにジャケットなども着用可能なサイジングが気に入った。
可動域が広いので、活動的なシーンにも取り入れられそうだ。ウエストに配されたフラップポケット、取り外し可能なラクーンファーのフードなど、ミリタリー調のディテールもポイント。
オリーブカラーのボディには、イタリアのアクアフィル社が開発したリサイクルナイロン「エコニール」が使用されている。廃棄された漁網などで作られたリップストップナイロンは、従来のカジュアルなイメージを一新。程良い光沢により、大人のカジュアルスタイルに相応しい高級感が漂う佇まいを実現している。
動きやすくてレイヤードにも適したサイジングと絶妙な光沢感。着回しもできて環境にも優しいときたら答えはひとつ。ユースケは即座に購入を決めると、そのまま着用し満面の笑みで店をあとにした。
※本文中における素材の略称:SS=ステンレススチール
西崎博哉(MOUSTACHE)=写真 武内雅英(CODE)=スタイリング 古川 純=ヘアメイク 大関祐詞=編集・文