キャンプが趣味のKENJIさんの2スタイル
シャツ8990円(5月中旬入荷予定)、パンツ1万1400円/ともにバナナ・リパブリック 0120-77-1978
Style01:山でのキャンプは、実用性を添えた王道のアメカジで
今年の2月に独立し、フリーランスのモデルとして活躍するKENJIさん。コロナ禍をきっかけに、インドア派だったライフスタイルがガラリと一変した。
今の彼のモットーは「好きなことを我慢しない」。昨年秋からはキャンプに没頭し、自身のYouTubeチャンネル『日日是遊日』でも山遊びの様子を発信している。
「車で出かけた行き当たりばったりの旅で、自然の雄大さを実感しました。日本にはまだまだ、僕の知らない美しい風景がたくさんある」。
この日の装いは、シャンブレーシャツにインディゴデニムという王道のアメカジスタイル。シャツもパンツも丁寧に縫製されたタフな作りが特長とはいえ、キャンプに出かけるには少々ラフな気がしなくもない。
「暖かい時季ですし、本気の高山キャンプでなければこれで十分です。一応、上着は持っていきますけどね。デイリーキャンプは、普段の延長線上のような気軽さも醍醐味のひとつ。
その点、バナリパはいいですね。このデニムは特に気に入っていて、ストレッチが入っているからキャンプ中のストレスがなく、運転も苦にならない。多少の汚れは“いい味”になりますし」。
さらに、デニムを染色する際にできるだけ水を使わないサステイナブルな製造過程も、自然派のKENJIさんを心地良く刺激する。
愛着のあるアメカジを我慢することなく、好きなキャンプ場で楽しむ。そのスタイルにも、彼の信条が貫かれている。
Style02:海でのグランピングをイメージした夏の装い
ニット1万5400円、ショーツ7990円/ともにバナナ・リパブリック 0120-77-1978、その他私物
気温が上がるにつれて、KENJIさんのアクティブマインドは高まるばかり。今年の夏はいつもの山だけでなく、海へも出かけるつもりだ。
「車旅の途中で見た三重県・七里御浜の風景が、どうしても忘れられなくて。断崖絶壁と大海原が作るエネルギッシュな緩急は最高でした。
今年は潮風に当たって波の音を聞きながら、ビーチキャンプをできたらいいなと」。
贅沢に、時間を忘れて楽しむ浜辺でのアクティビティ。それに相応しいスタイルもバナリパで叶う。
大袈裟すぎないドロップショルダーが上品なサマーニットと、ブラウンとホワイトのストライプショーツ。ともにリネン素材を使用しているため通気性に優れ、さりげない光沢が気分を上げてくれる。
「ニットもショーツも、着ていて本当に気持ちいいんです。まさに自然体でいられる服。これを着て、リゾート気分のビーチグランピングがイメージですね。
ショーツスタイルも子供っぽく見えないし、なによりベージュの色みがいい。
これまでは黒い服がワードローブの中心だったんですが、そこまでストイックじゃないマイルドなカラーが今の気分にぴったりです」。
ニットはゆったりとしたシルエットで、ショーツはドローコードが付いたゴム入りのウエスト。締め付けのない着用感が夏の開放感とリンクし、KENJIさんをアウトドアフィールドへと誘う。
陽除けのパラソルをイメージしたショーツの柄も、どこか楽しげだ。
「サファリや旅をルーツにするバナリパには、以前からシンパシーを覚えていました。その新作が、ここまで僕のライフスタイルにハマるとは。お世辞抜きで、この夏の相棒になりそうです」。
3/3