シティライフを送る清家さんの2スタイル
ポロシャツ1万2400円、Tシャツ5990円、パンツ1万1400円/すべてバナナ・リパブリック 0120-77-1978、その他私物
Style01:店に立つ日のレトロシックなスタイル
東京都・狛江市。閑静な住宅街で、風変わりなセレクトショップ「スティープ グレード シャープ カーブス(STEEP GRADE SHARP CURVES)」がオープンしたのは今年2月のこと。
看板はなく、それまで営業していたクリーニング店の名前が目印となるショップは、地元民でも素通りしてしまいそうな雰囲気が漂う。
そのカウンターで出迎えてくれたのは、オーナーの清家未来さん。ショップを営む傍ら、休日には近所の仲間たちと趣味のバスケを楽しむ。地元でシティライフを謳歌する彼の日常にも、バナリパのサマーコレクションが溶け込んでいる。
この日はブルーのポロシャツとブラウンのパンツが目を引く、レトロシックな出で立ちだった。
「バナリパを知ったきっかけは古着でした。今年で40歳ですが、僕ら世代はみんなそうなんじゃないかな。
オーソドックスなデザインと確かな品質で、大人も満足する。なかでも、個人的にはこんな‘70年代っぽい色合いのアイテムが好きです」。
ブランドのアーカイブを紐解いたポロシャツは、リネンとオーガニックコットンの混紡素材を採用。ナチュラルな発色が独特の風合いと相まって、懐かしくもユニークなビジュアルを形成する。
程良くテーパードしたチノパンは、アンクル丈で伸縮性抜群だ。
「誤解しないでほしいのですが、バナリパの服は“いい意味で普通”だと思っています。だから毎日着たくなるし、着方や合わせ方次第で世界が広がります。
土台がしっかりしているからこそ、遊びが活きるといった感じでしょうか。ある程度大人になった今は、頑張りすぎることなくオシャレを楽しみたいですし、バナリパはちょうどいいんですよね」。
カジュアルな日常に余分な力はいらない。ゆるく楽しむ、大人のシティライフ。アートからアパレルまで、清家さんのこれまでのつながりを軸にしたアイテムが集うこの小さなショップにも、バナリパと通ずる気持ち良さがある。
Style02:仕事の打ち合わせはサファリなセットアップで
ジャケット3万4400円、Tシャツ5990円、パンツ1万5400円/すべてバナナ・リパブリック 0120-77-1978、その他私物
ラフなカラフルコーデから一転、サファリジャケットとスラックスのセットアップで決めた清家さん。聞くと、なにやら仕事の話をしに行くそうで。
「といっても、店の共同オーナーであるふたりの友人と会うだけです。ひとりはパパ友でもあるカレー屋さんで、もうひとりは彼の幼馴染であるパン屋さん。この辺に住んでいる同年代同士、仲良くやっています(笑)」。
気の置けない仲間とのミーティング。“普段”と“よそ行き”の絶妙なミックスが欲しくなる街のシーンにおいて、このセットアップはまさしく注文通りの活躍を見せてくれる。
「しっかりした見た目だけど、着ると軽くて楽。リネン&コットンのざらっとした質感も変にかしこまらず、ナチュラルな魅力を持っています。余裕のあるシルエットもいい感じで、気張らず着られるんです」。
着心地のほか、プロダクトとしての背景や作り込みにもバナリパらしい仕掛けが施される今作。ジャケットの裏地には動物のイラスト入りのサファリマップが描かれ、ブランドのDNAをしっかりと伝える。
「内側にポップな遊びを宿すなんて、完全にヤラれましたね。サファリジャケットのモノとしてのストーリーとちゃんとつながっているし、すごくセンスがいい。
ジャケットはポケットが豊富で手ぶらで出かけられるし、パンツの裾はいい具合のダブル仕上げ。ディテールへのこだわりが、アイテム全体の完成度をさらに上げていると思います」。
◇
肩肘張らず、センス良く。それでいて、細かいところまで手を抜かず。バナリパの服は、楽しい生き方すら示唆するかのようだ。
街でも山や海でも、どこにいても。今年の夏を、バナリパのサマーコレクションとともに楽しもう。
[問い合わせ]バナナ・リパブリック0120-77-1978www.bananarepublic.co.jp